英語耳の受講生の方の一人から「クラシック興味ありますか」と不意に聞かれたのが約1ヶ月前。
大学時代にクラシックギターの合奏をするサークルに入っていたので当時から比較的クラシックを楽しんできたと思います。
当時は御茶ノ水のカザルスホールやサントリーホールへ足を運んで聴きに行ったものです。
すっかりそんなリサイタルを楽しむことから遠ざかっていたので、「久しぶりにいいかな」ということで、お誘いをありがたくお受けすることにしました(^^)
演奏はソニー・フィルハーモニック・オーケストラ(以降ソニーフィルとします)。
私が勤めていたときにも同期が所属していて活躍してました。
案内してくれた方のお知り合いが所属していて、そのご縁でチケットをいただけたようです。
私も一度お会いしたことがあり、知ってる方が演奏されることもあって、楽しみに会場に向かいました。
場所は錦糸町駅近くにある、すみだトリフォニーホール。
なんと大ホールです!
全席自由席とのことで私は1階のステージ向かってやや右側に席を取りました。
チケット用意してくれた方とは別行動。
というか連絡がうまくつながらずそうなってしまいました(^^)
少々時間に余裕持って着席。
開演前のなんとないザワザワ感でさえ久しぶりな感覚。
演目は
でした。
クラシックって聴いているとだんだん眠くなってきませんか?(笑)
音楽によってα波が出てきてリラックスできる、と聞いたことがあるのですが、まさにそんな状態なんでしょうね。
すなわち「眠くなる演奏は素晴らしい」(笑)
最初のドビュッシーがこれまた夢をイメージしたまったりとした楽曲だったので、なんども記憶が飛びました(笑)
いやー気持ちがいいんです。
ソニーフィルの方々には大変失礼なんですが、正直こんなに素敵な演奏をするとは思いもよりませんでした。
団員はそれぞれ自分の仕事をもっていてこの活動は原則アマチュアです。
チケット代もほとんどがホールを借りる費用で消費されてしまうくらい、演奏で稼ぐということをしていない方々です。
そんな方々の演奏なのですが、とても気持ちよく聴くことができたのです。
ソニーフィルの方々の演奏が素晴らしかったのは言うまでもないのですが、もう一つ「生演奏」そのものが素晴らしかったことも理由の一つかもしれません。
最近音楽といえばほとんどがスマホかパソコンです。
正直きれいな音とは感じたことがありません。
学生の頃に聴いていたリサイタルでの生の音は、それはきれいで迫力もありました。
当時のその心地よさを思い出させてくれたような気がします。
時々こうやって生の音を聴いてみたくなりました。(^^)
スマホ、パソコン、CDラジカセではここまでの心地よさにはなかなか・・・
それから、これもまた不思議なのですが、リサイタルを聴いている間、いろいろなアイデアがふわふわと浮かんでくるような感じがありました。
浮かんでは消えて、消えては浮かんできて・・・
あ〜、こういうときにメモ帳をもって書き留めるんですね。。。しまった。。。
もう思い出せません(笑)
帰りすみだトリフォニーホールを出て駅に向かう途中でのスナップ。
ちょうどスカイツリーにむかって道路が抜けているんですね。
洗われるような音楽といい、すかっとした開放感の景色といい、ちょっとしたデトックスになりました。
クラシック生演奏リサイタル、おすすめです(^^)