手前の話ですが、弊社が本日をもって6周年を迎えました。
日頃の皆さんの支え合っての6周年であることは疑いようもありません。
この場を借りて改めて心より感謝申し上げます。
これまでの6年間
ざっくり振り返ってみるとこんな感じです
- 1年目:ほとんど収入がなかった
- 2年目:4棟の物件を任せてもらうことができた
- 3年目:トラブル・1棟撤退と我慢が続いた
- 4年目:新しい商流で1棟運営開始
- 5年目:4棟目が契約解除、船堀ドミトリー化
- 6年目:コロナ流行で入居進まず。オンラインセミナー開設
運営開始から4年間についてはこのブログで少し詳しく紹介させてもらいました。
奇数年は我慢、忍耐で偶数年で飛躍みたいなリズムだったのが、コロナにより状況が全く変わってしまい、偶数年であった6年目も「我慢」の年になってしまいました。
自分にはどうしようもないことなので、現状を受け入れてできることをやっていくしかないのですが、先行きが不明な分、なかなか神経をつかう日々が続きそうです。
振り返りに戻りますが、創業した時に思い描いていた自分なりのシェアハウス運営というものを続けてきました。
しかし5年目くらいからそのスタイルに変化し始めた気がします。
きっかけは「船堀のドミトリー化」。
15室個室で社会人相手に運営していたのですが、オーナーの方針変更によって15室全て相部屋(シェアハウスでは”ドミトリー”といっています)となって、近くに移転してくる日本語学校の学生をターゲットにしたのです。
- 1つの物件で34人という大所帯になったこと
- 社会人のみ受け入れていたけど学生を受け入れるようになったこと
- 個室にこだわっていたけど相部屋を運営することになったこと
- 外国人が中心となること
これらが私にとって大きな変化点となりました。
今まで私のやり方では運営が回らないことが多々あり、自分のスタイルとの乖離にも悩んだ時期でした。
今もまだ腐心することは少なくありませんが、以前のような迷いやストレスはかなり軽減されました。
その一番の理由は「受け入れる」ことをするようになったからのような気がします。
いくら言っても、伝えても自分の期待通りにならないことは「それはそれで事実」と受け入れ、「どうして伝わらないのか」という視点に切り替えられるようになってきました。
最初は自分のスタンスとぜんぜん違う運営になるから、この物件の運営をやめようかとも真剣に考えました。
それでも、自分が自分のスタイルに固執し続けていいものか?という自問をし、「まずはやってみよう。それから考えてみよう」と一旦行動方針を決めました。
今となってはその決断でよかったと思えます。
7年目のスタートにあたり
あくまでも個人的な見解ですが、
- コロナによる制限は薬が認可され市場に出回るまでは続く
- 薬の認可は効果確認より副作用確認が大事で時間もかかる
- どんなに早くても来年夏以降だろう
と思っていて、それまでは今のような制約のある行動を強いられることを受け入れなければならないのではと感じています。
- オンラインの活用でコミュニケーションをとっていくこと
- 自己の研鑽にあてる時間をとって心技体の充電をしていくこと
今の段階で言えるのはこれくらい。
先のことはわからないので、これから起こることに「追従できる」行動力や判断力を養うことが今できることなのではないかと考えています。
今新しい物件の運営についてご相談をいただいており、運営計画について提案書も提出しています。
この提案を受け入れていただけるかどうかはわかりません。
気をもんでもしょうがないので、受諾していただけたらすぐに動けるように準備だけは進めておこうと思っています。
この案件をおまかせいただき、期待した筋書きに近い状況になれば、弊社の事業基盤が強化されます。
事業運営者としてはそれはそれで楽しみです(^^)
自分が変化しようと思うとなかなかしんどいことも少なくないですが、変化についていこうと思ったらしんどさも軽減されると思います。
ランニングでも、1人で走るのは結構つらいですが、誰かについてペースを作ってもらうと楽に走れます。
今までのご縁、これからのご縁を大切に、慢心せず、「まずはやってみる」の姿勢を忘れずに、7年目もよいよいサービスをご提供できるよう励みたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
先日の住人会議でハウスメイトが用意してくれたお祝いのケーキ。
チョコレートで「6」の数字付き(^^)