48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

映画〜「グリーンマイル」

いろいろと細々としたことがあってやっと落ち着いたとある平日の日、午後出先の仕事を終えて夕方帰宅することに。

 

「ふ〜、とりあえず一息。今日は何か買って帰るか」

 

とスーパーに寄って寿司を調達。

 

帰宅して手を入念に洗い、リラックスした服装に着替えて、床にテーブルマットを敷いて調達してきた寿司を並べる。

 

普段は家飲みをしないのですが、先日部屋の片付けで出てきた賞味期限切れのプレモル(笑)を冷やしておいたので、お気に入りの切子グラスと一緒に。

 

床に移動したテレビを寝っ転がりながら、寿司をつまみつつ飲みながら観るという贅沢タイムの始まり。

 

選んだのは録画していた映画。

 

スティーヴン・キングが1996年に発表した、1932年の大恐慌時代の死刑囚が収容されている刑務所を舞台とするファンタジー小説。(Wikipediaより引用)”を映画化したもので、映画化にあたり舞台は1935年に変更されています。

 

1999年(映画が公開された年を設定したらしい)、とある施設でクラスポールという老人が、施設の入居者たちと一緒にテレビを観ていたら、マーク・サンドリッチ監督作品で、フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャース主演のRKOミュージカル『トップ・ハット』が流れてきます。

 

この映画が1935年に公開されているため、場面設定を1935年に変えたそうです。

 

なぜこの映画を使ったのか、それはグリーンマイル本編をご覧いただくとわかります(^^)

 

それを観たポールは涙がとまらなくなり、たまらず施設の友人と一緒にその場を離れ施設内のカフェに。

 

そこでポールは友人に語り始めます。

 

この映画はその回想録が中心となっています。

 

舞台は1999年からポールが刑務所で死刑囚監房で看守を 努めていた1935年にうつります。

 

そこに2メートルはある大柄な男ジョン・コフィーが死刑囚として収監されました。

 

映画はそのコフィーにまつわるファンタジーでありつつ悲しい体験を綴ったものです。

 

Wikipediaなどであらすじが書かれているので、詳細はそちらで(^^)

 

 

 

実はこの映画3時間を超える大作でした。

 

看守時代のポールを演じるのはトム・ハンクス

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(画像:Youtubeから引用)

 

トム・ハンクス主演って全然気づかずに観始めたんです(笑)

 

トム・ハンクスの映画は縁があってたくさん観ています。

 

フォレスト・ガンプダビンチ・コードプライベート・ライアンキャスト・アウェイキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン、ターミナル、ハドソン川の奇跡ペンタゴン・ペーパーズ・・・

 

彼が出演する作品がたまたま私が観たいと思う作品とかぶっているんでしょうね。

 

いい役者さんです(^^)

 

 

 

この映画は心優しいジョン・コフィーが冤罪にもかかわらず死刑判決を受け、数々の奇跡を生みながら自ら刑をうけることを選び亡くなる、というせつなさがあります。

 

死を受け入れる時にジョンは

 

「世界中で、今も愛を騙って人が殺されている。」

 

とポールに語りかけます。

 

英語では

 

He killed them with their love, they love for each other. Now you see how it is, That’s the way it is every day. That’s the way it is all over the world.

 

というセリフでした。

 

「彼は(少女たちの)愛を利用して殺した。少女たちはお互いに愛し合っていたんだ。わかるだろう、こんなことが毎日、世界中で起こっているんだ」

 

という感じでしょうか。

 

人の弱みにつけ込む人は、いつの時代でも必ずどこかにいるんですね。

 

ある意味弱肉強食、多くの野生動物本能そのもので、生物らしいといえばらしい。

 

だけどほんの一握りのそういう存在のために、多くの保険や防衛に大切なリソースを配分しなければならないという状況を生んでいる実態。

 

これはある意味、種としての生存トレーニングなんだろうか、なんて思ってしまいます。

 

 

 

さて内容から脱線しますが、私が個人的にちょっと食いついたのは、出演者。

 

まず、映画ではジョンの弁護士として登場するバートをゲイリー・シニーズが演じています。

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(画像:Youtubeより引用)

 

どっかでみたぞ、と思ったらトム・ハンクス主演のフォレスト・ガンプでダン・テイラー中尉役で出ていました(^^)。

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(画像:Youtubeより引用)

 

フォレスト・ガンプはこの作品の5年前ですから、当時の共演が縁になったのかなぁ。。。

 

次に凶悪犯罪人ワイルド・ビル演じるサム・ロックウェル

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(画像:Youtubeより引用)

この人もどっかで観たな、と思ったらチェイニー元国務長官を描いた「バイス」という映画でブッシュ大統領役をやっていました。

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(画像:Youtubeより引用)

 

刑務所署長ハルの奥さんメリンダを演じたパトリシア・クラークソン

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(画像:Youtubeより引用)

 

この人も見たことあるなぁとおもったら、ケビン・コスナー主演「アンタッチャブル
ケビン・コスナー演じる主任捜査官エリオット・ネスの奥さん、キャサリン・ネスで出ていました。

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(画像:Youtubeより引用)

 

グリーンマイルの12年前の作品。やはり若い(^^)

 

やはりこの映画はジョン・コフィーを演じたマイケル・クラーク・ダンカンですね。

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(画像:Youtubeより引用)

 

残念ながら2012年に心筋梗塞を発症し2ヶ月後に心臓発作で54歳という若さで亡くなっています。

 

2m近い巨漢でありながら心優しいコフィーを演じるにピッタリのはまり役。

 

彼のぐっと抑えた演技が主人公のトム・ハンクスよりもキーになっている印象です。

 

 

英語のヒアリングという意味では、まだまだ修行の必要性を感じますが(^^;; じっくり映画を観たいときにいかがでしょう。