48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

洗濯バサミ

船堀のシェアハウスでは現在20名強の人たちが生活していて、乾燥機が4台設置されています。

 

この乾燥機、電気乾燥なのでガスに比べて時間がかかります。

 

容量いっぱいにいれると4〜5時間かかることも。

 

加えて乾燥機が止まってもすぐに取り出されることはあまりなく(^^;;終わった後も放置されていることがしばしば。

 

その状態ですべての乾燥機が埋まっていると次の人が使えません。

 

 

 

そのため、ここでは誰が使っているのかがわかるように名前を表示する仕組みをとっていることを以前このブログでもご紹介しました。

 

www.almater.jp

 

以前は「終わったらすぐに片付けましょう」と注意喚起のようにみんなにメッセージを送っていたのですが、あまり機能しないのも実態。

 

どうしたらいいかちょっと考えてみました。

 

まず、目的。

 

何を目的に行動をしようとしているのか。

 

「乾燥機を使い終わったらすぐに取り出してもらうこと」・・・じゃないですよね。

 

いつでもすぐに乾燥機が使える状態にすること

 

が本来の目的。

 

マグネットを使った名前の表示やその運用ルールはこの目的を実現するための一手段にしかすぎないわけで、この運用のみに固執する理由はないわけです。

 

むしろ

  • 誰だって乾燥機かけてたことを忘れることがある
  • タイミングが合わない時がある
  • 面倒なときもある

といった実態があることを受け入れた上で対応策を考える方が現実的だし、建設的だと思います。

 

そこでふと考えてみました。

 

乾燥機は使わないといけないのか?

 

使った経験がある人ならわかると思いますが、乾燥機も一長一短です。

 

高い熱をかけて物理的に回転させて内壁とぶつかったり、他の衣類とこすれるため、生地が傷むことがあります。

 

また太陽の下で乾かすことが習慣づいている人もいます。

 

 

 

そっか、外で干せる環境があれば、乾燥機を使わなくて済む人もいるな。

 

ということで屋上に設置している物干し竿をみると壊れた洗濯干しがぶら下がっていました。

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これでは外で干したくても干せないね(^^)

 

ということで、壊れた洗濯干しを撤去し新しい洗濯干しを導入しました。

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洗濯ばさみで挟み込むタイプだけでなく、シャツを掛けられるハンガータイプも用意しました。

 

ついでに物干し竿ごと挟める洗濯バサミも追加。

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タオルや毛布を干すのに使えますね。

 

以前相談役をやってくれていたTくんにも教えてもらいましたが、「選択肢を用意する」ということが課題解決につながることがしばしばあります。

 

衣類を乾燥させるという手段を乾燥機に決めつけるのではなく、他の手段も選択できる環境を整えるという、言われてみればごくごく当たり前の思考です。

 

こういうケースって普段身近にもありそうです。

 

当たり前のように考えていた選択肢は実は自分で勝手に狭く限定してしまっていて、他の選択肢があることに気づかない、あるいはそういう方向を考えようともしない、ということ。

 

言われたことを鵜呑みにしがちで、思い込みの激しい私は、これまでそういった場面がたくさんあったと思います。

 

そして今でもあるんですよね、きっと・・・気づいていないだけで(^^;;

 

年を重ねていくと思考が固くなり創造性も失われていきますが、それにあがらうように事あるごとに”リバースメンター”の姿勢で可能性をまだまだ拡げていきたいと思います。