48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

びっくり・・・

朝のニュース速報に驚きました。

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女優の竹内結子さんが亡くなられ、自殺の可能性がある、とのこと。

 

報道で「可能性がある」と言っているということはほぼほぼ間違いないだろう、と「推定」し、ここでは自殺で亡くなられたということで話しを進めます。

 

なんとなくですがここ最近芸能人の自殺報道が目立つ気がします。

 

 

年間に約2万人の方が自殺によって亡くられています(令和1年警視庁データより)。

 

でもこれだけ知名度のある人たちが続けて自殺で亡くなられるのは、あまり記憶にありません。

 

あくまでもWikipediaではありますが、著名人の自殺数は今年は異常に多いです。

 

  • 2011年:11人
  • 2012年:17人
  • 2013年:4人
  • 2014年:3人
  • 2015年:5人
  • 2016年:0人
  • 2017年:0人
  • 2018年:4人
  • 2019年:0人
  • 2020年:7人(9月27日現在)(濱崎麻莉亜さんは含まれていません)

(数字はWikipedia掲載情報から引用。実際の数字と異なる可能性があります)

 

2011年、2012年は全国自殺者数は3万人前後もいました。

 

日本の自殺者は2003年の34,427人をピークに減少傾向にあり、昨年は20,169人と1981年以来の低水準になりました。

(数字はいずれも警視庁データより印象)

 

そして今年は8月末段階で13,109人、毎年9月から12月は減少傾向にあるため、今年の自殺者は合計数では昨年を下回るかもしれません。

 

それはそれで傾向としてはいい方向なのですが、なんともここ数ヶ月の著名人の自殺報道に違和感を感じざるを得ないんです。

 

そこでここ数年の月ごとの自殺者数をちょっと集計してみました。

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全体的に3月にピークがあり、以降徐々に減っていくという傾向が見られるのですが、赤線で表している今年はなぜか7月、8月に増加しています。

 

一方で4月〜6月がかなり低い水準です。

 

コロナの影響があったのでしょうか。

 

 

 

私は大学卒業直後に大学時代の同級生と大学サークルの後輩を自殺で失っています。

 

同級生は卒業前までは顔を合わせていましたが、就職してから鬱病になってしまったそうで、知らせを聞いたときは寝耳に水でした。

 

サークルの後輩は、年に1度の定期演奏会(楽器演奏のサークルだったので)を最上級生で終えた後、燃え尽き症候群のようになってしまったとちらっと聞いていたので、「大丈夫かな」と思っていたところに舞い込んだ訃報でした。

 

自殺って残された人はいろいろな意味で傷をうけます。

 

でも当人にとっては途方もなく傷ついてしまっていたんだろうと想像することしかできないです。

 

おそらく死ぬまで、もしかしたらそれでも自殺した人の気持を知ることはできないかもしれません。

 

どんな理由であれば「生きる」ということに意味を感じなくなってしまったことは、この世に生をうけた生物としてとても残念なことです。

 

 

 

 

全く予想もしない悪い情報は、心に何か痕を残します。

 

三浦春馬さん、竹内結子さんの訃報は知名度が高い方だったので驚きを隠せません。

 

この後、妙な連鎖が続かないことをねがってやみません。

 

今はただご冥福を祈るだけです。