48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

公私混同

「公私混同」と聞いてどんなイメージを持つでしょう。

 

政治家が「これは公私混同甚だしい!どう責任を取るのか!」なんて政敵を攻撃するときに使いそうなセリフ(^^)

 

会社でも、「あいつ会社の金で飲みまくるはタクシー使い放題だわ、公私混同だな」なんて言われ方もあったかもしれません。

 

ここでいう「公」は「仕事」、「私」はいわゆる「プライベート」を意味して、大概は、「仕事」に「プライベート」を持ち込んで会社あるいは公共の資産を個人のものにしてしまう、という非難が込められています。

 

実際に、公務員や政治家が税金で賄われている各行政の資金を無断で個人のものにすることは法律で禁じられていますし、会社でも会社の資産を手続きを経ずに個人のものにすれば背任、または横領罪が適用されることがあります。

 

「私」が「公」の資産を「私的」流用することは、幅広い意味で罪とされるようです。

 

では、逆の場合はどうでしょう。

 

「公」が「私」の資産を「公的」流用すること。。。

 

広く考えれば、納税や徴兵制度など「国民の義務」として制度化されていることは該当するかもしれません。

 

もうちょっと狭く考えてみましょう。

 

個人の携帯なんだけど会社の連絡先として使われていること、なんてありえそうですね。

 

私も最初会社から携帯をあてがわれていましたが、経費削減でとりあげられることになり、でも私の使っていた番号は世界中の販社や顧客にも知れ渡っている番号で、いまさら番号変更なんてできない、ということで番号だけもらって契約は個人の回線に移設したことがあります。

 

実は今使っている番号はその当時のものなんです(^^)

 

20数年変わっていない(^^)

 

じゃあ、会社用と個人用と2台持てばいいじゃないか、というご意見もありそうです。

 

そうですね、私もそういう時期がありました。

 

まぁ、正直2台いつも持ち歩くのはかなり面倒です(笑)

 

そして、どの会話が「公」でどの会話が「私」なのか、毎回切り分けて管理するのも無駄な労力です。

 

1つの電話で「公」と「私」の両方が混ざることだったあるわけだし。。。

 

 

 

ま、これは一つの例ですが、今の私の仕事はシェアハウスの運営、という実生活に密着した仕事をしています。

 

もちろん世の中の運営会社の中には、問合せに対応するのみでハウスの生活に一切関わらないところもあります。

 

私は逆に、ハウスの生活にある程度関わるやり方をとっています。

 

なので生活そのものが仕事でもあるし、私生活でもあるんです。

 

まさに「公私混同」と言われてもおかしくないでしょう(^^)

 

SNSの投稿もそう。

 

個人のアカウントを使ってはいるものの、内容はシェアハウスや友人の事業に関連したものが多い。

 

SNSでの活動そのものが仕事的な色合いがかなりあるのも事実。

 

これは仕事と私生活の境界線を明確に設置することが難しい事業であることと、自分がそれを望んで選択していることに理由があります。

 

私のライフスタイルイメージはこんな感じ。

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「仕事」だけという要素もあれば、「私生活」だけという要素もあるけど、かなり「仕事」と「私生活」が入り混じっている感じです。

 

文字通り「公私混同」です(笑)

 

「独り」という部分がありますが、これはなんか「私生活」ともまたちょっと違った感覚なんですね。

 

「私生活」はある意味「社会の中」での私的部分に対し、「独り」はちょっとした「社会からの隔絶」とか「社会からの逃亡」かもしれません(^^)

 

人は社会なしに生きていくことができない生き物であり、その依存度たるや自覚以上のレベルにあるはずです。

 

普段我々が享受しているサービス、インフラはすべて社会によって提供されているもの。

 

なくてはならない社会だけれど、その社会というものはいつでも味方というわけではなく、時として自分を攻撃してくることもあります。

 

勝利の女神のように、社会もきまぐれ。

 

時として強力なサポーターであったり、時として手厳しい敵にもなりうります。

 

手厳しい敵に社会が変身した時、そのきまぐれがおさまるまで逃げるのも悪くない。

 

それが私にとって「独り」という場だったりします。

 

 

 

お金をもらう、とか会社にかかわるとか、という括りよりも、「責任が発生する」ことが「公」で「責任の度合いが低い」ことが「私」という括り方がなんとなくしっくりします。

 

だから主婦・主夫の方々やお母さんという立場は、「公」と定義してもいいんじゃないかと。

 

となると最も公私混同せざるを得ないのは、みんなの「私」の源である「家」を支えてくれている主婦・主夫やお母さん方かもしれません(^^)