48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

悩ましい

コロナの拡大がとまりませんね。

 

感染者数だけでなく、重傷者数や死亡者数があがってきたことが、単に検査範囲が広がったからだという主張に反論を与える一つの事実として重くのしかかってきている気がします。

 

現時点で日本のコロナウイルスの感染者数は17万5千人、死亡者は2,446人(2020年12月12日現在)、死亡率は1.4%と見られます。

 

インフルエンザは毎年1千万人くらいの人たちが罹患しているようです。

数字でみるインフルエンザ | インフルエンザのヘルプナビ | シオノギ製薬

 

厚生労働省によると直接亡くなった方は2018年で3千人強、インフルエンザをきっかけとして別の病気でなくなったいわゆる”超過死亡”も含めると1万人くらいと推定されているそうです。

 

それを考慮するとインフルエンザの死亡率は0.1%くらい。

 

現時点では、罹患した場合のコロナウイルスの死亡リスクは高いと言えそうです。

 

インフルエンザの罹患者が1千万人に対してコロナウイルスの罹患者は現時点で17万人と少ないことから、罹患率という観点ではまだまだインフルエンザの方が高い。

 

それはインフルエンザに比べて、より意識して感染防止をしていることが理由の一つであることは言うまでもありません。

 

なので、まずは感染防止をできる限りすることが、自分に対するリスク低減につながります。

 

私の両親も高齢であることや持病があることから、普段は意識して生活してくれています。

 

そんなおり、父が仲間内の忘年会にでかける、と言い出しました。

 

もちろん母は猛反対。

 

しかし父はなぜか断ろうとしない。

 

どうも予定していた人数の4割はキャンセルしたらしいのですが、10名近い人数が集まるという。

 

頑なな理由はよくわからないし、あえて聞こうとは思いません。

 

80を超えて、がん細胞と共存しながら定期的なホルモン治療をうけている身として、自分がどうのこうのというより、来年また同じ仲間と会えるとは限らない、みたいな気持ちがあるのかもしれません。

 

テレビでも著名人の訃報がよく報道されますが、父より年下の人たちが亡くなる事例は全く珍しいことではありません。

 

母は自分たちはいいけど、息子である私への影響を心配してそのことも父に話したそうです。

 

私の場合、罹患するとオペレーションが止まってしまうので影響が小さくありません。

 

父がどうしても行くというのであれば、定例で毎週末顔をだしていたけど、1週スキップする必要があるなぁ、と母と話していました。

 

 

 

筋を通せば、なんとしても父の参加を阻止するよう説得しなければなりませんが、さきほどにも書いたように父なりの感じ方もあるだろう、ということを考えると、阻止しようという気持ちがでてこない。

 

人の人生、とりわけ自分の両親のこれからの生き方にかかわるかもしれないことに、口を挟むことになりかねない、そこに自分に大きな躊躇を感じています。

 

悩ましい・・・

 

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