昨夜の地震は久しぶりにびっくりしました。
突然テレビで「緊急地震速報」の警報が現れたんですが、そのときは東京都内は全然静かで、スマホも警報をならさなかったので「もしかしたら誤報か?」と思っていたら、数十秒して少し揺れ始めたんです。
「お、きたな」といつものようにちょっとゆれて終わるかと思いきや、だんだんと大きくなってしかも長い。
両親と一緒にいたのですが、10年前の地震で倒れた食器棚を手で抑えて「これは大きいぞ」と。
そう、今回は長かった。
昨晩は深夜もずっと各放送局は地震の情報を放映していて、予定していた番組はすべてキャンセル。
10年前の東日本大震災以来じゃないか、というくらいの久しぶりの揺れでした。
まず今回の震度は福島で震度6強。
東日本大震災のあった10年前から数えて震度6を超える地震は11回。
- 2011年3月11日 東日本大震災
- 2011年3月11日 その1時間後に余震で茨城沖
- 2011年3月12日 長野北部
- 2011年3月15日 静岡東部
- 2011年4月7日 宮城沖(東日本大震災の余震と思われる)
- 2016年4月14日 熊本阿蘇
- 2016年4月15日 熊本阿蘇
- 2016年4月16日 熊本阿蘇
- 2016年4月16日 熊本阿蘇
- 2018年9月6日 北海道胆振東部
- 2019年6月18日 山形県沖
この中にはあの熊本震災も含まれていますが、11つ中5つは2011年の東日本大震災の影響と思われる地震で、4つは熊本地震、それ以外は2回しかありません。
そして、ここ10年間で東京23区で震度4以上を記録したのは、今回を含めると8回目だとか。
1回目は東日本大震災で、2回目はその1時間後に余震と思われる茨城沖を震源とする地震。
3回目以降は以下の通り。
2014年5月5日の伊豆近海を震源とする地震以外は茨城などほぼ内陸に震源を持つ地震でした。
地震の規模や東京での揺れの大きさという観点でいうと、まさに東日本大震災以来の規模だったわけです。
天災は忘れた頃にやってくる・・・
ほんとその通りですね。
そしてしばらくすると防災や備えについても意識が薄れてきます。
身一つで避難できるか、万が一の備蓄があるか。
もう一度チェックしておきたいですね。