48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

とんかつからのお見舞い

先日夜妹から電話がかかってきました。

 

父の見舞いにいってきたらしく、「覇気がなくあのままだとボケちゃうんじゃないか」とまあ妹らしい表現ですが、その時の父の様子を妹なりに心配していることを伝えてきました。

 

母、妹、私で代わる代わる見舞いに行って励まそう、ということで私も手術以来初の見舞いに行くことにしました。

 

 

 

午前中はランニングシェアハウスで設備点検。

 

それが終わってから、見舞いは午後でないと受付できないため、お昼を食べにハウスメイトが進めてくれた東銀座のとんかつ屋に行ってきました。

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「にし邑(にしむら)」さん。

 

いつも行列だよ、と言われていたのですが時間の調整がうまく行かず、12時半くらいに到着。

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お店はすでに行列。

 

並んでいる間にオーダーを訊かれたので「ヒレカツ定食」を注文。

 

20分ほど待ってやっと「次」の番まで。

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こんな感じの看板です。

 

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店構えは小さく、中に入るとカウンターが10席ほど。

 

コロナ対策で3割ほど椅子を減らしているそうです。

 

中に入るとすぐにでてきました。

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ややこぶりのヒレカツが4つ、キャベツ、ご飯、漬物、そしてお椀は粕汁です。

 

この粕汁はポイント高いです(^^)

 

さて楽しみのヒレカツをいただきます。

 

まずはソースをつけずにそのままで。

 

臭みがなく、柔らかくて、ちょっと甘みを感じさせるこのお肉は、いいお肉っぽい(^^)

 

その後店オススメのソースをかけて食べてみたところ、このソースも美味しいですね。

 

個人的好みとしては、やはりソース無しでそのままがいいです。

 

やすいお肉や鮮度が悪いとどうしても臭みが残ります。

 

それがないのがいい(^^)

 

ゆっくりと噛んで美味しくいただきました。

 

ヒレカツ定食1,200円(税込み)。

 

ちなみに上ヒレカツ定食1,500円を隣の人がオーダーしていたので覗き込んでみたら、大きいヒレカツが2枚あり(合計150gだそう)、岩塩もついてくるらしい。

 

お腹を満たして、父の入院している病院へ。

 

東銀座から虎の門までてくてく歩いていきました。

 

 

 

 

30分ほどで病院に到着。

 

病院はコロナ対策のため基本見舞いは受け付けていません。

 

入館するときに「洗濯物などの受け渡し」という名目で病棟のフロアまで入ります。

 

エレベータを出てすぐに病室へ通じる自動ドア。

 

妹の話ではここでドア越しに電話で話をする、ということらしい。

 

自動ドアですが、中にいる看護師がスイッチを入れないと開かない仕組みになっています。

 

インターホンで看護師に電話見舞いの件を伝え、父を待ちます。

 

看護師に付き添われて、点滴のスタンドを片手にゆっくりと父が現れました。

 

こちらが手をあげると、向こうもぎこちなくゆっくりと手を振って反応してくれました。

 

父がゆっくりとドアの近くまできて、設置されている椅子に腰掛けて胸のポケットからスマホを取り出したのを見て、こちらからLINEをかけました。

 

病棟内のWiFiが登録されているので、無料でネットで通話できます。

 

やはり手術で切ったところはまだ痛むらしい。

 

それに口から管を入れていたらしく、それが痛みを伴っていてかなり不快だったらしいが、私が行ったその日にその管が取れて、だいぶ楽になったと喜んでいました。

 

まあ、普段の様子とか、将棋の藤井聡太の話とか、いろいろと40分も話していました。

 

父は術後の回復のためにできるだけ歩き回る必要があるらしいのですが、そうはいっても父も痛みを伴っていて気分がだだ下がりだろうから、座って身体をおこしているのもしんどいと思われます。

 

あ〜、こういうときに「代わってあげられるものなら代わってあげたい」という気持ちになるんだなぁ、と、そんな感情が湧き出てきました。

 

まあ、母と妹が口うるさく「歩きなさい!」と注文をつけるだろうから、私からは「そうはいっても無理せずに。退院したらうまいもん食いに行こう」とソフト路線で励ましてきました。

 

父曰く「口からものを食べて排泄することができる、っていいなぁ、と感じたよ」だそうです。

 

コロナ禍で「人と会えること」とか「飲みに行けること」とか、何か当たり前だったことが実はそても幸せなことだったと気づくことが多かったですね。

 

父も父なりの体験で、「当たり前に幸せがある」体験をしているようです。

 

また来週行ってみるかな(^^)