SEOってなんでしょう(^^)
Search Engine Optimizationの略で、直訳すると「検索エンジンの最適化」となります。
「こんなこと調べよう」と検索をするときにグーグルやヤフーといった「検索サイト」を活用しますが、その検索サイトから自分のサイトに訪れる人を増やすための施策、というのが一般的なイメージです。
弊社のホームページがより検索されるようにするためには、まずSEOってなんだろう、というところから始めようとして手にした本がこちら。
SEOについて勉強する方法をネットで検索すると、多くの人がこれを「初歩の教科書」としてあげていました。
ということで、まずはこの本で基礎を学ぼうと思って購入して一読。
全部で134ページで、しかも会話形式で進むので文章量は少なく、あっという間に読み終わりました。
この本を読んでSEOというものに対する「視点」が修正されました。
検索で上位にランクさせるための活動がSEOだという認識だったのですが、これはこの本でいうところの「ブラックハットSEO」。
SEOは「みんなが検索を通じて知りたい情報をみつけられるようにするための技術」というのが「ホワイトハットSEO」としての視点だそうです。
どう違うのか。
ブラックハットSEOは「提供者視点」に対し、ホワイトハットSEOは「利用者視点」というところが決定的な違いです。
「検索で上位にリストされること」が「目的」なのか「目的を達成した後の結果」なのか、という大きな違いがあります。
極端な話、「目的」であればどんな手段をつかってでも検索上位にリストされればよく、その手段は時として不正なやりかたもあります。
検索で上位にリストされるのは利用者にとって有益なものであるべき、という基本スタンスに立ってサイトをデザインしていくことがSEO施策なんだということに、腹落ちがした気がします。
SEOの成功は
- キーワードを考える(利用者が何に関心を持っているかを把握する)
- 価値あるコンテンツを作る(利用者に価値あるサービスを提供する)
- たくさんのクリックを集める(多くの利用者に支持される)
の掛け算で表現できる、というのが本書の骨子。(カッコ内は私の解釈)
本としてのボリュームは薄いですが、中身はSEO初心者にとっては大事な大事なスタート地点を教えてくれるという点で、本書は私のような初学者にはとてもいい本だと感じました。
このスタート地点を意識すると何をすればいいか、自分でいろいろ考えられそうです。