突然の野菜の羅列。
マグカップを洗いにキッチンに出たら、たまたまハウスメイトが見ていたテレビで玉ねぎのことを語っていたので思わず聞き耳をたててしまいました。
実は玉ねぎやネギといった”ネギ系”が好きで、ネギや玉ねぎがかけ放題のそば屋やラーメン屋に行くと、容器半分くらい突っ込んでしまうくらい(^^)
部屋に戻ってテレビを付けてみたらテレビ朝日系列「林修の今でしょ2時間スペシャル」(東京では3月8日放送)でした。
(画像:テレビ朝日ホームページ「林修の今でしょ!講座」のトップページから引用)
別の仕事しながら見ていたので全部をちゃんと観ることができず、TVerで検索したらどうも対象外(涙・・・)
でもさすが専門家はいるもので、放送が終わってものの30分ほどで内容をまとめた記事が公開されていました。(すごい・・・)
番組は「農家さんが教えてくれる保存法、おすすめ食事法」の特集で、3月前後に旬を迎えるたまねぎ、大根、キャベツに焦点を当てて特集したようです。
詳細はすでにネットで記事になっているのでそちらを参考にしていただき、私の個人的に関心をもったポイントをちょっとご紹介。(^^)
たまねぎ
生の玉ねぎの食べ方:水に晒すものと思っていましたが、それでは体の免疫を高める硫化アリルという成分が流れてしまうため、空気に晒すのがよいらしい。
辛味を抑える切り方:繊維を断ち切るように横にカットすると細胞から辛味成分の硫化アリルが気化しやすいらしいです。
硫化アリルは免疫を高める効果がありつつ辛味をもたらすので痛し痒しですね。
私は玉ねぎの辛味は好きなので、硫化アリル成分優先、で(^^)
茶色い皮は捨てるべからず:玉ねぎの外側にある茶色い皮(外皮)はケルセチンという成分が中身より20〜30倍も含まれていて、高血圧予防や肥満予防に効果が期待できるらしい。
外皮は乾燥させて、百円均一で売っているお茶パックにいれて弱火で10分ほど煮出して皮茶にするのがよいらしい。
茶色いのですが、無味に近いそうです。
(画像:テレビ朝日ホームページ「林修の今でしょ!講座」のおさらい講座に掲載している記事から引用)
いい玉ねぎの選び方:首がしまっているもの、重量があって扁平タイプがおすすめとのこと。
食事例:豚肉と一緒に生姜焼き、サーモンと一緒にサーモン丼は定番らしいのですが、新玉ねぎの先端に切込みを入れてラップして電子レンジで6分すると、栄養豊富で美味しい玉ねぎが食べられるとのこと。
まずそのまま何もつけずに食べ、次にかつおぶしとポン酢がおすすめらしい。
参考記事はこちら。
大根
大根の有効成分はイソチオシアネートという成分でこれも風邪防止のような免疫効果があり、さらには血栓予防効果も。
イソチオシアネートは辛味成分なので先端に多く含まれていて、大根おろしにして特にその水分に含まれているそうです。
保存法:葉を大根の本体との境から切り落とし、切った部分をラップに包むことで鮮度を保てるそうです。
また皮をむいて保存袋にいれて冷蔵保存をすると最長4ヶ月ももったらしい。
これはいい方法を聞きました。
いつも1人で1本は多いなと思っていたので、これで1本買いができるかも。
紹介された農家さんは、大根をおろしてしぼり瓶詰めにし、水分は別にしてこれも瓶詰めにして、めんつゆなどを薄める時の水代わりにしているんだとか。
ほ〜。それはおもしろい(^^)
利用方法:肉や魚といったタンパク質を溶かすらしいので、大根おろしに漬け込むと柔らかくなるんだとか。
ほかにも調理方法が紹介されていました。
詳細の記事はこちら。
キャベツ
有効な成分はマグネシウム。
これも免疫を高める要素で、そのため調理としては丸焼きとか煮たスープごといただけるロールキャベツ的なものが向いているようです。
キャベツの選び方:光合成で成長すると緑色になって栄養も損なわれるため、断面が黄色いものが新鮮なんだそうです。また外側が赤いものは栄養が豊富とのこと。
キャベツの芯はなるべく小さいものがおすすめ。500円玉くらいの大きさがちょうどいい。
芯がキャベツの栄養を吸ってしまうからなんだとか。
だから芯は葉よりも糖度が高く、食べる分には芯は捨ててはもったいない(^^)
保存方法:芯の部分を切り落として濡れたキッチンペーパーでマイてポリ袋にいれて、芯を下にして冷暗所で保存。
通常3〜4日でしおれるところ、3〜4週間保存可能だそうです。
詳細な記事はこちら。
野菜を美味しくいただけると、幸せな気分になりますよね。
こうやってよく知っている方々の知恵を紹介してくれるのはとてもありがたい。
ハウスにある大根おろしの切れ味がいまいちだったので、Amazonでちょっと良さげなやつをプチ、しちゃいました^^;;
届いたらさっそく大根1本買ってこよう(^^)