雨が続いてまだ肌寒い日が続きますが、もう暖房は不要な季節になりました。
シェアハウスでの温度調節はもっぱらエアコンが中心です。
冷房は言うまでもありませんが、暖房も火を使うと火災の危険性があがるため火気器具(石油ストープ、電気ストーブなど)の使用は原則禁止となっています。
エアコンと言えば長年使っていることでたまる汚れやカビ。
とくにカビは量が多くなると健康へ影響を与えかねません。
なので2〜3年前にハウス内のかなりのエアコンを高圧洗浄機を使って清掃をしました。
このときは設置されてある状態で、高圧洗浄機による水噴射をしたため多かれ少なかれ周りが濡れてしまうということがありました。
しかも、エアコンから風を送るファンの中やファンの裏側は手が届かず、やり残した感があったんです。
昨年暮れにランニングシェアハウスで新しくRAになったKさん(よくこのブログに登場します(^^))がエアコンを清掃する際、かなり分解してファンまで取り出していました。
すっかり作業がなれたようで、今は新しい入居がある前にほぼデフォルトでエアコンの清掃をしてもらっています。
エアコンの製造年月日が2013年前後と古いため、構造が比較的簡単なことが幸いしています。
お、それならMBAシェアハウスのエアコンも2014年製だしダイキンだから(業務用を手掛けているので、メンテナンスしやすい構造ではないかという期待)、こちらもファン取り出しがいけるんじゃないか、といつか試してみようと思っていました。
そして過日まとまった時間がとれたときに、とっかかりとしてリビングにある2台のエアコンに手を付けてみました。
モデルはダイキンのF22RTES、2014年製。
カバーを外すところまでは前回と同じ。
ここで左側でファンを抑えているビスを2箇所外します。そして右側にも1箇所固定しているところがあるので、それも外します。
するとこうやってフィンを浮かせられるので、このままぐっと拡げます。
ファンの軸にある白いプラスチックのアダプタははめ込みなので、手でぐっと抜けます。
やった!ついに取り出した!
このファンは右側の軸を固定するためにビス止めしているのが一般的なのですが、ダイキンはこのビス止めがなく、磁石で固定するというすぐれた構造をしています。
そのビスがないだけでメンテナンス性はかなり向上。
やはり期待しただけのことはあります(^^)
ランニングシェアハウスでは三菱製が主で一部Panasonic製なのですが、このPana製品はファンを止めているビスがむちゃくちゃ固くて、かなり取り外しに難儀しました。
ユーザーが分解することは基本保証対象外なので、そのビスが固いかそうでないかは商品性には関係ないんですけどね^^;;
本体から風向き方向をつくるフィン(左下)も取り出すことができたので、これだけ分解してそれぞれ単独で洗うことができました。
ファンはなかなか手強かった。
というのも最初はシャワーで洗い流してみたんですが、触ると汚れがまだ残っていたので、高圧洗浄機を持ち出して目一杯洗ってみました。
それでもファンの内側の汚れがとれていなかったので、風呂掃除用のブラシを使ってファンの羽の裏側をこすってそれから高圧洗浄機で洗うと、まだ黒い汚れた水がでてきました。
いや〜、恐るべしですね。。。
丁寧にやるんであれば、このファンがすっぽり入るくらいの容器に、カビ取り剤がはいった洗剤をとかした洗浄液を満たし、ファンを30分〜1時間くらいつけ置きしたいんですよね。
それから高圧洗浄機で洗えばだいぶきれいになると思います。
ちょっと工夫したいところなので、今度日用品センターに探しに行ってみよう。
ファンを外せたので、前は手が届かなかったファンの裏側も清掃ができました。
ドレパン(エアコンで出た水分を外に排出させる受け皿)には着手できなかったので、今度フィンを清掃する時に洗剤を使って洗い流してみようと思います。
よし、これでファンを外せる目処が立ちました(^^)