今日はちょいと外でひっかけたい気分だったけど、最近外食や飲みが多いので自宅で食事(^^)
鶏もも肉のローストとかぼちゃのポタージュ。
ご飯はミックスベジタブルにちょいとバターをからめました。
鶏もも肉のローストはキウイと焼き肉のタレで下味をつけて、フライパンで焼き目をつけた後蒸し焼きにしたもの。
ネットで見つけたレシピの通りやってみました。
キウイ効果はありますね(^^) お肉が柔らかかった(^^)
なんで外で一杯ひっかけたかったか、っつうと、”白い粉”との戦いがなかなかしんどかったからなんです。
なんなの、その”白い粉”って?
エアコンのファンから飛び散る粉なんです。
シェアハウスの利用者から「エアコンから雪のように白い粉がでてきて困っている」という相談を受け、エアコン洗浄をすることにしました。
使用し始めて4年にもなるので、これまで見てきたように結構汚れているんだろうなぁと想定して清掃に取り掛かりました。
ところが、ちょっと様子が違う。
4年も使い続けると吹き出し口のところにカビが育ちまくってるのですが、このエアコンはそういう形跡は見られません。
その代わり、たしかに白い付着物がいたるところにある・・・
こすってとれるので、シミではなく付着物だから高圧洗浄機で落ちるだろう、と用意した高圧洗浄機を使ってクリーニングをはじめました。
右側が洗浄後、左側が洗浄前。
明らかに落ちているのがわかるので、なんの疑いもなくこのまま清掃をして、本体カバーやフィルターも外してクリーニング。
組み立てて乾燥させるため送風モードで運転をさせていました。
依頼者に終わったことを伝えて片付けをしていたら、その依頼者がまた私のところにきて
「白い粉がまだたくさん出てくる」
と教えてくれました。
おっかしいなぁ、と思って現場にいくとたしかに”白い粉”が少なくない・・・
もう一度中を改めると驚愕・・・
取れていたと思った白い粉がファンにまだびっしりとこびりついていたのです。
しかも黒い点はカビの可能性も・・・
これはファン1枚ずつ拭き取らないとならない、と判断。
再び作業をすることに。。。
雑巾がこのファンの中に入れられればいいのですが、せまくて指が入りません。
工具のドライバーをもってきて試みましたが、作業効率が悪すぎてなかなか進みません。
塩素系漂白剤や酸素系洗剤なども使ってみたのですが、短時間での効果は確認できず・・・
何かないかと思って百均にいったらこういうのがありました。
2本ほど使った後ですが、5本入りのブラシ。
これがちょうどファンに入る厚みでしかもプラスティック製の柄なので、力をいれるとしなってうまく表面に力が伝達します。
ファンは横に8ブロックに分かれていて、それぞれ30枚くらいの羽があります。
そいつらを1枚1枚このブラシで磨いていきました。
拭いてはバケツの水で洗ってとやっていたら、終わる頃にはバケツの水が白く濁っていたくらいなので相当な量だったんでしょうね。
全部の羽を拭くのに1時間・・・
頭の上にあるところでの作業だったので腕がだいぶ疲れました(^^)
さあ、それにしてもこの”白い粉”はいったいどこから来たのでしょう。。。
”白い粉”以外にカビの繁殖などがみられなかった・・・ということはあまり湿気がなかった?
量が多いので長い時間をかけて蓄積された可能性が高い・・・今の入居者だけでなく前に利用していた入居者の行動も影響がある?
”白い粉”はボロボロして乾燥していた・・・カルシウム?
なんて思っていたら浮かんできた仮説・・・
加湿器から吹き出た水分に含まれていたカルシウムがエアコンに付着したものではないか、ということ。
超音波式加湿器の場合、水道水に含まれている成分(カルシウムなど)が析出して加湿器にこびりつくということがあります。
それに加湿器から発生した水蒸気が部屋のいたるところに白い粉を残しているという報告もあります。
前の利用者は2人いてふたりとも女性で加湿器を使っていたような気がします。
石膏ボードから発生するほど傷んでいないし、エアコン蒸発器のコーディング剥がれという実例があるらしいですが、これまでそのエアコンは清掃したことがないのでその可能性もかなり低い。
となるとやはり加湿器から、という仮説くらいしか思いつかないんですよね。
真意のほどはともかく、なかなかハードなクリーニングでした(^^)