48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

東海道五十三次ウォーキング 由比宿〜興津宿

今回は由比宿から興津宿へ向かいます。

 

ここ、おもしろ宿場館だったところですが、残念ながら閉館されていました。

 

脇本陣徳田屋跡。

 

由比川橋にある西木戸。東海道五十三次になれた人なら「木戸」と言えば、宿場町の玄関口とご存知ですね。宿場を挟んで江戸側つまり東側は東木戸、京側すなわち西側は西木戸と言われています。

 

西暦791年に建てられたかなり歴史のある神社。坂上田村麻呂が奥州征伐の凱旋祝いに奏上したといわれているのが正月に奉納される「お太鼓祭り」だそうです。

 

こちらのかまぼこ屋は看板に書いてあるように江戸時代創業です。文政元年は1818年。

 

桜えびがここの名産であることが伺える由比駅近くのアーケード。

 

由比駅にはこのような解説の看板が掲示されています。

 

由比駅。平日でしたが意外と観光客がいました。

 

名主の館小池邸。武田家につかえた旧家で代々文右衛門を襲名し、東寺尾村の名主だったんだそうです。

 

このあたりではこのように甘夏などが無人販売されているのをよく見かけました。

 

すこし坂を登ったところからの海の眺め。ベンチがあっていいですね、ここは。

 

なんじゃこれ?とこの時撮影したのですが、実はこの後峠に入っていくとたくさん見かけました。このあたり柑橘類の栽培農家が多く、その農家が収穫した果実を運ぶのにつかっていたのではないかと推定。

 

2つの神社が並んでいますが、由来は別々。八阪神社宗像三女神(福岡県の宗像大社に由来)の父神を祀っていて、中峯神社は、天狗となって村を火災から護っているという村人の藤八を祀っているんだそう。

 

町並みは古い建築物が並び風情があります。

 

茶屋脇本陣跡。本陣跡は見過ごしてしまった・・・

 

嫌な予感はしていたのですが、薩埵峠(さったとうげ)に入っていくらしい。この写真右手です・・・

 

そしてその坂道に入った直後に一里塚。

 

富士山が後ろに見えます。

 

そして道は山の中へ。。。

 

薩埵山合戦場跡。この解説にも書いてありますが、ここでは2回も大きな合戦があったんですね。だいぶここまで坂を登ってきました。

 

薩埵峠の標識(^^)

 

ここからの眺めも素晴らしいですね。奥に富士山、右手に駿河湾、左手裾野に高速道路。

 

峠に出たということはこれから下り(^^)少しペースを早めて下山していきます。

 

やっと一般道に出ることができました。

 

途中不思議な迂回路があり、興津川を渡って興津駅周辺に到着。

 

距離的には10キロメートルほどでしたが、薩埵峠はなかなかきつかったです^^;;

 

前にも書きましたが、静岡県は西側は実はほとんどが南アルプスの山に占められていて、ここ薩埵峠のあたりは、その南アルプスの先端が海の近くまできている状態です。

 

なので海沿いを歩いていながら峠を超える羽目になるんです(笑)

 

静岡県の最も北側に近いところの山梨県都の県境には間ノ岳(あいのだけ)という日本第4位の標高3,190メートルの山が存在しています(山自体は山梨県側にあるようですが、ちょうどその尾根が県境となっています)。

 

そんな具合なので、だんだんと富士山が後方の視界から消えていきます。

 

最後は薩埵峠でみえた富士山、名残惜しいです。。。