48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

気がつくと苦手なことばかりやってる

バイト先でシフトが重なった人とお話していた時、その人は文系で、私は理系、みたいな話になりました。

 

「なんで理系に行ったんですか?」と聞かれ、

 

「暗記することが苦手というか嫌いだったから」と答えた私。



 

 

 

そう、学生時代は数学、物理、化学が得意科目で、現代国語、古文、漢文、英語、世界史、日本史、地理、倫理社会など文系科目はことごとく苦手科目でした。

 

なかでも英語がもっとも苦手で、英語を話す人はきっとドラえもんの「翻訳こんにゃく」を食べていたに違いない、としか思えないほどおバカでした。

 

国語は、「作者がここで言わんとしていることは何かを述べよ」という問いがさっぱり理解できず、「本人と話したことないのに分かるわけ無いだろう!」と開き直る始末。

 

加えて本が嫌いで、小さい頃から全然本を読んでいませんでした。

 

古文は現代語との対比が理解できず、漢文はなぜか授業で眠くなる。

 

世界史、日本史といった歴史は、年号や人物名など、とにかく覚えなければいけないことがたくさんあって、暗記嫌いのわたしはそれですっかりやる気なし。

 

同じ理科系でも生物は覚えることが多かったので実は得意でなく、地学は好きだった天文系は得意でしたが、覚えることがおおかった鉱物系は苦手。

 

それで結局大学は物理を専門として専攻したのですが、今はすっかり忘れてしまっています(^^)

 

大学の教養課程くらいの物理、化学、数学だったら全然余裕だったのですが、今となっては中学レベルでも怪しい(笑)

 

理系・文系とは違いますが、小さい頃から野球を筆頭に球技は得意でしたが、陸上種目は駄目で、特に走ると鈍足を披露する始末で、野球部では投手だったためひたすら走らされていたこともあり、走るのは嫌いでした。

 

 

 

 

ところがです・・・

 

今の生活にふと目を向けると、なんとも不思議なことに気づきました。

 

英語セミナー・・・最も苦手だった英語を使って仕事をしている自分。これは学生当時の自分に出会えるのであれば、卒倒すること間違いない。。。

 

日本史・・・漫画日本の歴史全巻購入したり、歴史番組を好んで観たり、歴史小説読んだり、びっくりするくらい日本の歴史に興味をもっている自分。。。

 

読書会・・・読書嫌いの私が読書会に毎回参加してブログにあげている。。。

 

ブログ・・・本も読まなかった私が文章を書いている。。。

 

ランニング・・・フルマラソン始めて10年以上たつし、仕事でランニングシェアハウスを運営している。。。

 

昔苦手だったことばかりやっている。しかもそれらが今の自分の大事な軸になっていることに大きな驚きを感じています。

 

昔得意だったこと:数学、物理、化学、野球を始めとする球技、ギター、将棋。

 

将棋以外はすべて今の自分は関わっていないんですね(笑)

 

野球はプレーもしないしすっかり観なくなりましたし(たまに球場に観に行くことはあります)、ギターはもう弾けなくなっているし、野球以外の球技にはほとんど携わらないです。

 

 

 

 

自虐的に言えば、才能がないのか道を極めるまで追い込めないのか飽きやすかったのか、と考えられるし、肯定的に捉えれば、こだわることなく自然に変化・対応してきた姿なのかとも言えます。

 

この調子でいくと、また20年後には全然違った領域に興味をもっているのかもしれません。

 

ただ残念なのは、小さい頃から同じ領域で積み重ねてきたもの、というものないので、「これなら誰にも負けない」みたいな自負が持てないこと^^;;

 

「この道ひとすじ」ではなく、「どんな道を行くかは風まかせ」くらいのスタンスが私には合っていたのかもしれません。

 

いや〜、それにしてもこんなに苦手だったことばかりをやっているなんて・・・不思議だぁ(^^)