48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

2022年の振返り

2022年も大晦日です。今年もコロナの影響で行動の制約はまだまだ続きました。加えてロシアの軍事侵攻によって世界的なエネルギー、食料不足が起こり、世界中でインフレ、為替も異常な動きを見せた稀有な年でもありました。

 

一方で冬季オリンピックサッカーワールドカップといった世界レベルの大会があり、野球では若武者村上が三冠王、佐々木の完全試合などスポーツで例年にない盛り上がりを見せた気もします。

 

GAFAと並んでIT産業の隆盛の一翼を担っていたTwitterが電気自動車で世界を席巻しているイーロン・マスクに買収され、経営陣を始め多くのメンバーが去る事となり、産業界の地図が変わっていく予感を感じさせられました。

 

そんな激動の1年の中で自分について振り返ってみます。

 

詳細は毎月末に振り返りをしているので、総括できるよう俯瞰する視点でまとめてみます。

 

事業

「倒産の危機を脱した」

 

おそらく2022年の事業はこの一言に集約されます。

 

起業以来シェアハウス運営業務中心に事業を行ってきましたが、その運営事業で経営状況を悪化させてしまい、その原因となった物件から撤退しました。

 

あのまま撤退できなかったら会社の年越しが出来てなかった恐れがありました。

 

会社の資金不足は自分が補填するしかないため、個人の収入ですが弁当屋のバイトを始め、ベンチャーからお声がけいただいた業務委託のお仕事をさせていただき、そして来年2月から新しい業務委託のお仕事をいただくことが内定し、やっと回復していく方向に向くことができました。

 

自分の力不足で招いた状況ではありますが、その結果いろいろな体験をする機会を得られ、今後の自分の世界を広げるきっかけになったという、いわゆる”怪我の功名”的な受け止め方をしています。

 

弁当屋のバイトは来年1月で終了します。11ヶ月間という短い期間で終わることは、始めた頃には考えられなかったのですが、早く卒業できたことがプラスとなるようにするのが、これからの方向です。

 

このような経緯で、弊社の事業は「シェアハウス運営」事業から「委託業務」事業に主軸が移ることになり、今年はその転換となる年という意味では大きな節目になりそうです。

 

健康

ここ数年で最も不調だった年かもしれません。

 

3月にコロナ感染、7月/9月/10月に痛風の発作、7月に貧血の判定、8月にCT検査造影剤によるアナフィラキシー発症、となかなかのメニューでした。

 

普段でも、夜中の目覚め、立ちくらみ、眼精疲労、息切れなど不調を表す症状がいくつも出ていました。

 

最初は年齢によるものかと諦めつつありましたが、いろいろなことをやってみて復調傾向に向かい始めた気がします。

 

いろんなことをやってきましたが、「タンパク質中心の食事」「自分オリジナルの漢方茶」「筋肉のリハビリ」は2022年後半から取り組んだ内容ですが、復調に大きく貢献した内容だったのではないかと思います。

 

父がガンを再発したことから、いずれ自分にもやってくるであろうリスクをこれまで以上に意識させられています。同時に今からでも体調の改善を図ることが十分可能であることも実感しています。

 

改善が見られたのがランニング。筋肉のリハビリ効果がでて走るペースが上がりました。この歳になって10キロメートルと短い距離ながら自己ベストが出たのは大きな自信につながります。諦めかけていたフルマラソンの自己ベスト更新ももしかしたら実現可能かもしれません。

 

やはり健康であることは生活を豊かにする根源だと思います。そのためには普段の自分の状態を知ること、身体には適度な負荷をかけながら、栄養を意識した食事を心がけ、睡眠、丁寧な歯磨きといったケアを大切にすることが必要だと感じます。

 

3ヶ月毎に歯の検診をうけておりますが、ここ数年虫歯知らずで歯医者さんからも「いつも歯がきれいで、いい状態です」と褒めていただいています(^^)電動歯ブラシ、おすすめです。

 

運動は増えた気がします。ランニングもウルトラマラソンにデビューしたり、東海道五十三次のウォーキングを始めて400キロ以上歩きましたし、トレランや山登りも複数回いきました。

 

そのためか今年は社会人になって以来一番体重が低かった年になりました。

 

学習

主に「読書」と「英語」が軸となっていますが、「読書」はぼちぼち、「英語」はイマイチ、が総合評価です。

 

読書は「週に1冊」という目標に近い50〜51冊読了することができました。我ながらよく頑張ったほうだと思います。積極的に本を読もうという気持ちを保つことができました。図書館も利用するようになり、読んだ本で紹介されている本を選書するような”芋づる”的読書もしたり。

 

一方英語の方は時間をとることがなかなかできませんでした。1年の前半は学習用に映画を観たりしていましたが、後半とくに年末に近くなった11月、12月はほとんど観ることができませんでした。

 

それでも毎週受けているレッスンでは、少し上達した要素がありそうな手応えを感じることができたので時間はかけられなくても少しずつ身についているところはあるんだな、と感じられています。

 

もう一つ自分に足りないのが”教養”かな、ということが今年の気付きの一つ。落合陽一氏が紹介してくれていた「岩波100冊」を来年やってみようかな、と今1冊目に着手しています。

 

家族

昨年父が早期の膵臓がんが見つかり手術・入院をしてだいぶ弱ったのですが、その後本人の頑張りもあり、だいぶ復活して迎えた1年検診で、まさかの膵臓がん再発が発覚。

 

「今なら手術で完治が見込まれる」と説明してくれる先生に対し、手術・入院が嫌な父は「他の手段はないのか」と手術を拒否。

 

父の気持ちを最優先することは大前提なのですが、父にとって後悔のない判断をしてもらうために母、妹を交えて家族会議をしたことはこのブログでご紹介しました。

 

父への対応、入院中の見舞い、術後の対応など家族と対話をする機会が格段に増えました。

 

多くの人が必ず通っていく過程だと思いますが、家族というもの、命ということ、個人の尊重、多くのテーマが凝縮されていて、こういったことがらと向き合うことで自分の人生に深く年輪が刻まれていくんだろうなぁ、ということを感じます。

 

そして私自身が将来的に罹患する恐れがある病気のリスクを父が身を持って私に見せてくれている気がして、今後の自分の健康管理に活かしていきたいと思うようになりました。

 

家族というのは自分の人生において大きな存在であることを教えてもらっています。家族を作ることができなかった自分の不甲斐なさも同時に痛感するところですが、気づくのが遅きに失したことも私の人生。

 

総括と来年の抱負

2022年は私にとって「転換」の年でした。転換した先がいい方に転がるか、好ましくない方向に転がるかは、これからの自分次第。いわゆる曲がり角を曲がった、という感じです。

 

自分の判断、身体の変化、環境の変化、そういった要素が比較的まとまって現れた年だったんですね。

 

来年はまさに曲がった後の世界をよりいい方向にもっていく行動が取れるようにしていきたいです。

 

このブログも本日で2,436日連続投稿となりました。拙文、駄文を積み重ねておりますがみなさんにとってちょっとでも「おっ」と気付きにつながるような内容をお届けできたらと思います。

 

今年1年お世話になりました。皆様におかれては良いお年をお迎えください。