あれから12年。
何年経っても3月11日は私にとっても大きな存在感のある1日です。
12年前の当日の直後の様子は8年前のブログで触れています。
この日は多くの方々にとって忘れられない1日だと思います。
私にとっては、おそらく人生の半分に相当するであろう、それ以降の生き方を決定づけた1日でした。
いろいろなことに気付かされ、考えさせられました。
生きているということ、自分の人生のこと、自分にかかわる社会のこと、家族のこと・・・
それからもたくさんの分岐点があり、どれ一つの分岐点で違った判断をしていても今とは全く異なる人生になっているであろうし、そのどれもに正解も間違いもない、ということをやっと知ることとなり、自分の生育の遅さを残念に思うと同時に、やっと分別が少しついてきたのかな、とも思えるようになったかもしれません。
そしていろいろな人、もの、社会、出来事からいつでも教わることがあり、自分の見える世界はとても小さなものに過ぎないことに、やっと気づくことができたかもしれません。
過去を振り返ると恥ずかしいことばかりが浮かんできます。
でもだからといって今の自分と比較してどうこうという気持ちはなく、それも自分なんだと受け止めることができるようになってきました。
もしかしたら12年前のこの日がなかったとしても、どこかで同じように感じる出来事に出会っていたかもしれませんが、それは誰にもわからない(^^)
すくなくとも12年前のことがあったからこそ今の自分があります。
あらためて犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
そして先月発生したトルコ・シリアの地震で被害に会われた方々に、ウクライナで被害に会われている方々に1日でも早く平穏な生活が戻られることを切に願ってやみません。