48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

佐倉マラソン〜小出義雄メモリアル〜

この冬シーズン最後のレース佐倉マラソンに出場してきました。

 

sakuraasahi.jp

 

タイトルのあるように、高橋尚子選手、有森裕子選手を育てた故小出義雄元監督のメモリアルという副題がついている大会です。





ちょっとみずらいですが、スタート会場のトラック競技場は「小出義雄記念陸上競技場」と命名されています。

 

佐倉といえばもう一人のスターが。

 

そう長嶋茂雄巨人名誉監督です。

 

競技場隣りにある野球場は長嶋茂雄祈念岩名球場と命名されていました。

 

この日の球場は受付、荷物預かり、更衣室として使われていました。

 

さて、肝心のレース。

 

どういうわけかこの日に限ってでかい雨雲が襲ってくるという予報で、見事にあたってしまい、雨模様の天気。

 

しかも予報ではちょうどレース最中が一番雨脚が強いらしい。。。気温もぐっと下がって2日前より10度以上低かったんですね。

 

雨対策として、ダイソーのレインコートに加えて、雨に濡れた身体に風があたって冷えることを避けるために、風を通しにくいウインドシェルも着込んでいきました。

 

スタート直前の様子。写真をとるスマホは雨対策でジップパックにいれていたので、ちょっとピンぼけになっているのはご容赦を^^;;

 

このときは小雨くらいでした。

 

最初の10キロメートルは、少しアップダウンがあるコース。なんとなく足が重たいな、みたいな感覚でしたが、それでも57分ちょっとで入ることができました。1キロメートル5分42秒ペース。私にしてはちょっと早い。

 

雨が小止みになり身体も熱くなってきたので、レインコートとウインドシェルを脱ぎましたが、この後降ることが予想されるのですぐに着れるように腰にまいて走りました。

 

案の定雨脚が強くなってきて再びウインドシェルを着ます。

 

10キロから20キロまではその影響がペースが落ちて1時間4分ほどにダウン。

 

途中トイレで1分半ほどロス。

 

ここで一気に足にきました。。。太ももがパンパン。膝に痛み。想定外に早いダメージがきて、この後走れる気がしなくなってしまいました。。。

 

雨脚も強くなりレインコートをさらに着込みます。

 

20キロを過ぎたところは水路を登って橋を渡って下ってくるというところで、水路の反対側を走っているランナーをみて「あそこにショートカットしたい」とこぼす私^^;;

 

そのあと印旛沼周辺をぐるっと回ります。途中満開になった桜の木の下を通るなどコースとしては素敵なところなのですが、なんせ、足が・・・^^;;

 

22キロを過ぎた所でついに止まってしまい、止まっては走り、を繰り返すように。

 

このあたり4時間15分のペースランナーに抜かれて、4時間30分のペースランナーにも抜かれて自己記録更新はほぼ絶望に・・・

 

このあたりから「もう寒いしこのまま歩いたら3時間以上この環境にさらされることになるなぁ。あ〜棄権しようかなぁ」と棄権したい症候群が襲ってきました。

 

でも走る前に「最初の目標は完走」と掲げていたんですよね。

 

もうちょい頑張ろう、と足を引きずりながらひたすら走りました。

 

27キロまでは気力で止まりながらも気力で走っていましたが、28キロ手前でついに走れなくなり、歩き出してしまいました。

 

このときは、ほんと棄権しようと思いました^^;;

 

それでも「いやいやとにかく完走」と思って少しでも痛みが和らいだら走り、痛くなったらまた歩き・・・

 

ここで準備の失敗を一つ感じました。「痛み止めを持ってこなかったこと」

 

途中救護班に「ロキソニンありませんか」と何度か訊いたのですが、「内服はない」とのこと。そうですよね、薬局でも薬剤師がいないと販売できないのだから、こういうところでは無理ですよね。痛みさえなければもう少し頑張れそうだったので、自分でもっていかないと。。。

 

コースはいいところを通るのですが、強い雨のため、ところどころ道路が陥没していてなかなかきつかった^^;;

 

そして寒い・・・

 

そんな状態で30キロを過ぎた所で「残り12キロ」と思ったら、なんとかゴールできるんじゃないかと思えるように。ストレッチをして臀部を伸ばすと少し足が楽になるので、1キロごとに立ち止まってストレッチをして少しでも長く走れる時間を作りました。

 

印旛沼を後にして今度は田園風景拡がる平地を走ります。

 

35キロを通過して、残り7キロ。「37キロの標識を見て残り5キロになったら頑張れるかも」と自分に言い聞かせて足を運びます。

 

そしてその37キロの標識を通過して残り5キロとなって、いつも練習しているコースの「あ〜あの辺りか」と思い出して自分で走れるイメージを作り、そんな気分になってきました。

 

39キロを過ぎて「残り3キロ」。

 

ここまでくると流石に「棄権症候群」は消えていて、とにかく1秒でも早くゴールして着替えたい(笑)という気持ちで足を運びます。

 

40キロの標識。ここまできた・・・

 

41キロの標識。あと1キロちょっと・・・

 

残り500メートルは上り坂^^;;いや〜これはきつい。

 

ほぼ歩きながらでなんとか登りきったところで沿道にいた小さな子から「頑張って」とかわいい声援。いや〜、たまりません。足引きずって再び走り出しました。

 

そしてゴールのある競技場手前で42キロの標識。あ〜、あと195メートル。

 

なんとかゴールしました(^^)

 

ネットで5時間10分47秒。いや〜過酷なレースでした。。。

 

一緒に参加したメンバーを随分待たせてしまいました^^;;

 

私の他に3人参加したのですが、1人は途中寒さでやられて棄権。1人はなんと自己ベストで4時間切り!(サブ4といいます)。すごいなぁ。。。1キロ5分30秒を切るペースで走りきっちゃったんだもんなぁ。。。もう1人はまずまずのタイムでまとめて完走。

 

地元に電車で戻って、銭湯で冷えた身体を温めました。生き返る気持ちってこんなことをいうんでしょうね(^^)

 

近くの居酒屋で打ち上げ。

 

走って、風呂入って、酒のんで。

 

このパターンは健在でした。

 

反省の多いレースでした。

 

コンディション作りが一番。レースの準備がその次。

 

次は6月にウルトラマラソンが控えているので、そこにむけて身体を整えていこう。

 

足はばきばきです(笑)