48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

家族が亡くなってからの動き(2)

父が亡くなって10日ほど経ちますが、いろいろやることはありますね。

 

「家族が亡くなってからの動き」ですが、2回目は「相続」のつもりでしたが、もう少し時間がかかりそうなんで、先に「荷物整理」について。

 

我が家も故人の荷物整理を始めています。

 

故人の残した荷物は人それぞれですが、父の場合は物理的に存在感があるものとして、主にこんな物がありました。

・衣類

・靴

・書籍

・登山グッズ

・自転車

・薬及び医療備品(注射針など)

・家具類

 

衣類は、ほぼ使わないことが確定している下着などを真っ先に廃棄。上着などについては、再利用できないだろうか、とちょっと悩むところがあるので、後回し。スペースを急いで開ける必要がなければ、急ぐ必要はないですからね。落ち着いてからで(^^)

 

は、使い古したスニーカーなどはすでに廃棄済。母曰く「ちょっといい靴」というものが2〜3足あるらしい。妹は「水虫もちの人が履いた靴ははけないでしょう」と拒否(笑)足のサイズが合えば、クリーニングすることで使えるかなと私は思案中。ということで、これらも保留。

 

書籍は、母が取捨選別を担当。母が取っておきたい、と思う本だけ残し、あとは思い切って廃棄。父が退職してから両親はよく旅行にいってたので、地図やガイドブックがかなり残っていました。20年以上も前のものは今はなかなか使えないこともあり、「もういいや」という母の踏ん切りで廃棄決定。

 

登山グッズは、父が10年くらい前まで使っていたリュックやストック、ブーツなど登山用品の数々。当時、「結構いれこんでるなぁ」なんて思っていましたが、今自分が少々山を登るようになって、「だいぶ入れ込んでたな」(笑)と思うくらいグッズがありました。登山グッズはかなり進化してきているので、さすがにこの時代のものは使うのは厳しい、ということで廃棄。

 

自転車は、父が体調をくずした2年前からまったく使われておらず、母はもちろん乗れないマウンテンバイクタイプ。母は昔は乗っていたが今はまったく乗らなくなったので、基本的には不要ということで廃棄。ただ、妹の提案で、ママチャリが1台あると、妹や私が来た時にちょっと近場への買い物などに使えるんじゃないか、ということで、マンションの自転車置場はキープすることにしました。

 

。今回意外と厄介だったのは、余りまくった薬。父はインシュリン注射もやっていたので、注射針もまあたくさん残っていました。確かに思った以上に早く亡くなったとはいえ、あと2〜3ヶ月はもつだろう、というくらい薬が残ってしまいました。

 

入退院を繰り返すと、入院するときに薬が残り、退院するときに薬が新たに追加される、を繰り返し、どんどんたまっていくことになります。

 

何が困るか、ってその分薬代を払わされていることです。

 

このあまった未使用の薬を買ってもらえないかと探したのですが、法律違反になるため再販できないんですね。一般の人が薬を販売することは認められていないからです。

 

だから一度買ってしまった薬は、余ったら捨てる、ことになります。

 

なので、長期に渡って投薬治療を必要とする場合、購入した薬の在庫管理をすることをおすすめします。

 

パソコンができる人はExcelで購入数と購入日を記録し、薬の使用者が入院したら、その残数がわかるようにしておくことです。

 

退院するときに、薬を処方してもらいますから、そのときに同じ薬を処方される場合、「今〇〇だけ残っています」としっかり伝えて、不要な購入をしないようにしましょう。

 

後期高齢者は1割負担といいながらも積み重なれば、それなりの金額です。3割負担の人ならなおさらです。下手すると数万円単位になりますから、薬の在庫管理はかなりインパクトあります。

 

家具類ですが、父が持っていたものというより、父の遺品整理を通じて不要になる家具がでてくる、というケースがあります。我が家はカラーボックス1つと、幅1メートルくらいあるやたら重たくて使いづらかったテレビ台を廃棄することができました。

 

特にテレビ台は、20年くらい前にテレビと一緒に購入した、そのテレビ”専用”のテレビ台だったので、テレビ本体がなくなった後は、逆に使いづらくて場所ばかりとっていたんですね。分解することもできず我慢していましたが、今回の荷物整理と、北海道からテレビ台を搬送することにしたので、やっと廃棄に着手できました。

 

この断捨離で、実家のリビングはだいぶ広々としました。北海道からサイドボードとテレビ台が入ってきますが以前よりはすっきりしそうです。

 

炎天下のもと、粗大ごみと重たい書籍をマンションに設置されているゴミセンターと部屋を何度も往復して、ランニング休止中の私にとってはいい運動補給になりました(^^)

 

 

 

「薬」については、「家族が亡くなる”前”の動き」ですが、面倒でも在庫管理はしておいたほうがいいと、薬と医療備品の山を見たときに感じました。