48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

相続とうなぎ

先日の夜、母からLINE。

 

妹と話をして相続内容で合意に達した、とのこと。私が考えていた着地点と同じだったので、いい形でおさまりました。

 

妹のこれまでの生い立ち、父への献身的な行動、父逝去後の話の進め方、父を失ったことの悲しみなど、いろいろな感情や背景がまざりあって、妹が納得する形での着地がなかなかできていませんでした。

 

私が理屈っぽい一方で、感情で動く妹とは昔から話し合い自体があまり成立しない間柄で^^;;話が通じないことで私が苛立って感情的になってしまうことがよくありました。

 

父は生前最後まで家族のことを気にしていました。

 

私と妹が今までのようにぶつかることは、亡くなったとはいえ父は臨んではいなかったことは容易に想像つきます。

 

今回の話し合いで自分に言い聞かせたのは、妹の感情をうけとめることと答えを出すことを焦らないこと。

 

妹の感情が揺れているときに結論を急ぐと、肝心の妹が納得できないですからね。

 

私はタスクがあればすぐに片付けたい性分なので、結論がみえていてそこをじっと待つことは自分なりにかなりチャレンジでもありました(^^)

 

でも今回は我ながらよくついていけた気がします。そしていいタイミングで母が妹の気持ちをうけとめてくれました。妹にとってみれば、父がいなくなった今、唯一の親である母に気持ちをうけとめてもらえたことは嬉しかったのではないか、と想像します。

 

その後私が実家に行ったときに、私と接最終確認をし、ほどなく合意ができました。これで遺産相続協議書を作成できます。

 

父が亡くなった後の対応としては最後の山を超えました。後は決められた手続きを進めていくだけです。

 

高齢の母にある程度の金額の遺産が入ることになるのですが、昨今の高齢者を対象として詐欺から守ることや、将来母が施設に入るかもしれない可能性への対応などを、今後の継続検討項目としました。

 

 

 

その最終確認が終わった後、妹と母が「うなぎを食べに行こう」とお店を予約したといいます。

 

うなぎは父の好物の1つ。そのお店は父が生前「ここのうなぎは美味しい」といっていたところでした。

 

父好みの焼き具合、タレの味だったようで、「元気になったら食べに行こう」と励ましていましたのですが、残念ながら実現できず。

 

父の遺影をもって「父にも食べさせてあげよう」ということになったらしい。

 

相続の話も区切りがついて、母も妹もある意味気持ち的に区切りを感じたのかもしれません。

 

お邪魔したのはこちらでした。

 

お店でうなぎをいただくのは、父が体調くずして検査をうけに病院へいったとき以来だからほぼ2年ぶり。

 

www.almater.jp

 

 

どうもうなぎの入荷に苦労しているようで、3つのランクで上位2つランクは売り切れ扱いとなっていました。

 

食いしん坊の父が気に入っただけあって、濃厚な味わいでふわふわしており、タレの甘みと濃さがちょうどいい具合。

 

いや〜、それにしてもほんとうなぎは高くなりましたね(笑)

 

このお店は夕食時の18時以降は予約で一杯なんだそうです。なので、我々はちょっと早い時間にお邪魔しました。

 

こんな高くても繁盛するって、世の中お金持っている人多いね〜、なんて母と妹と話していました(^^)

 

実家近くのうなぎやさんに両親と食べに行ってたときに比べ、おそらくもう倍近い値段になっている印象です。

 

父がうなぎが好物だったことに便乗して、「命日のときはうなぎで贅沢しようか」などと軽口が出るくらい(笑)個人的には、毎年うなぎが食べられるからそれも悪くない、とは思いますが^^;;

 

 

 

 

「やっと決まったか。もたもたしてたな(笑)ご苦労」そんな父の声が聞こえてきそうでした。