10月から12月にかけて体脂肪がぐっと増えてしまったことを反省し、昨年末からしばらくお休みしていた体組成計を引っ張り出してきて、再び測定を始めました(^^)
何をいまさら・・・
そんな声が聞こえてきますが、やはりデータをとって意識しないことには気が緩むな、ということで、耳を塞いでホコリを被っていた体組成計を出しました。
測定始めて2週間ほどたったので、ちょっとデータをまとめてみました。
この体組成計で測定できる項目は以下の通り。
・体重
・体脂肪率
・基礎代謝量
・内臓脂肪レベル
・皮下脂肪率(全体、腕、体幹、脚)
その結果、BMIとか体年齢なども表示してくれます。
さて、最も重要な指標が、「体重」と「体脂肪率」。
体重は下降傾向ですが、体脂肪率はむしろ上昇傾向。ありゃ。。。
筋肉がつけば基礎代謝量があがるはずだから、と思って体重と基礎代謝量の相関をとってみました。
あれ? 変化が変わらない?若干ずれてはいるものの、体重が増えれば基礎代謝量も増え、体重が減れば基礎代謝量も減る、という単純なもの?
いや、筋肉はそう簡単につかないから、最初は体重と基礎代謝量はほぼほぼ同じ変化をみせるかもしれない。
ただ測定データはどうなっているのか、若干不安になったので体脂肪率と内臓脂肪レベルの相関をみてみた。
実は懸念していた内臓脂肪の増加にストップがかかったようで、下落傾向を見せています。今年になってからの食生活の改善(炭水化物控えめ、脂質おさえ、タンパク質と食物繊維中心)の効果だろうか、とちょっとうきうきする。
いや、ちょっと待てよ。体脂肪率が増えていて内臓脂肪が減っている、ということは皮下脂肪が増えている?それはそれでおかしいな。
ということで、体脂肪率と皮下脂肪率の相関をとってみた。
見事に重なった(笑)皮下脂肪率は、体脂肪率から単純に係数をかけただけで算出していることが判明(^^) な〜んだ。
体脂肪量=体重x体脂肪率
皮下脂肪量=体重x皮下脂肪率
内臓脂肪量=体脂肪量ー皮下脂肪量
と考えると、計算でだせるな、と思って、内臓脂肪レベルと計算された内臓脂肪量を比較してみた。
ぜ〜んぜんあってない(笑)
やはり、皮下脂肪は”測定”しているのではなく、体脂肪から”計算”されていることと、私の中では結論づけました(^^)
体組成計自体、正確に言えば、体脂肪は直接”測定”していません。身体に微弱の電気を流して、その抵抗値を測定し、過去に多くの人達を測定したデータに照らし合わせて”計算”しています。
なので、実際の年齢より若い身体の持ち主は、体組成のもとになるデータが、自分より衰えた身体の人たちのデータになるので、実際よりは「悪い」データになる傾向にあります。
私の場合、年齢の割には比較的運動をしている方なので、実際は体脂肪率は測定値より低い可能性があります。
また、体脂肪率は体内の水分が少なくなると高い値を出す傾向にあります。
体脂肪率は、筋肉や水分は電気を通しやすい、脂肪は通しにくいという性質を利用して測定しているからです。
水分って結構簡単に減るものでして(笑)私がいつも泳ぐ2kmの水泳では泳ぎ終わった後に1kg落ちています。これ、かなり”汗”です(^^) つまり1kg=1リットルくらいの汗がでたということです。
また測定するタイミングでも値は変わってきます。
ま、こんな具合で、体脂肪に関するデータ自体はあまり信憑性がないことが伺えます。
体重は直接測定しているので、まずまず信用ができるでしょう。
それと、図るタイミングを同じにすることで、増減の比較は可能かもしれません。
私の場合は起床してトイレにいった直後に測定するようにしています。起きている間だと、その間に口にしたものや運動量によってばらついてしまうからです。
ま、こんな感じで神経質になりすぎずに測定を続けてみます。もっとデータを重ねるとこの傾向も変わってくるかもしれませんしね(^^)