次の読書会の課題図書を読んでいたら、その中でモーツァルトが取り上げられていました。
天才と発達障害の関係についての本なのですが(詳細は次の読書会の時に(^^))、映画「アマデウス」についても触れられていました。
映画「アマデウス」は、1984年に公開された映画で、ブロードウェイの舞台「アマデウス」を映画化したものです。
アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など8つの部門を総なめし、大きな話題にもなりました。
私は「何度も観たい」と思い、英語の勉強になるかな、と思った作品をDVDで買うのですが、このアマデウスもその1つ。
本で久しぶりのこの映画のタイトルを目にして、久しぶりにDVDで視聴してみました。
作品は老人アントニオ・サリエリが突然自殺未遂をする、という衝撃的なシーンから始まります。
このアントニオ・サリエリ、音楽を愛し敬虔な信仰をもって、ときの皇帝ヨーゼフ2世に仕え音楽指導もしていたという、エリート音楽家。
ところが、天才モーツァルトの出現によって人生が一転します。
そんな人生の回想録のような形で進行し、モーツァルトの出現から死までを描いた作品です。
私の持っているDVDはディレクターズカット版なので、180分という長編。(劇場公開は158分)
晩酌しながら鑑賞したのですが、ちょっとびっくりしたことが。
英語音声で視聴したのですが、意外と聞き取れていたこと。
DVDを買ったときは、セリフが早いし、もごもごしているところもあるし、知らない表現ばかりだし、殆どと言っていいほど聞き取れなかった記憶があります。
それが・・・
あら、結構聞き取れるよ・・・
もちろん、まだまだ聞き取れないところもあります^^;;
それでも、全然叶わないと思っていたことが、そうでもないらしいと感じられ、嬉しくなり1人ニヤニヤしていました(笑)
学生時代、ほん訳コンニャクがないかと真剣に思ったくらいあんなに苦手だった英語。
海外赴任をしたとはいえ、帰任してからすっかり使わなくなってしまった英語。
それでもお世話になっている英語講師とのお付き合いを通じて、地道に触れ続けてきたことで還暦近い年令になっても、まだ上達できるんだ、と驚きでもあります。
筋肉についても似た話をききますね。
年齢とともに筋肉は衰えてきますが、我々のような素人はある程度筋肉を強化することが可能みたいです。
昨年亡くなった父が火葬にされたとき、大腿骨の骨が太くて火葬場の人に驚かれました。1日1時間前後歩くことをずっと続けていたからだと思われます。
トップアスリートは流石に限界にチャレンジしているので、その限界ラインが年齢とともに下がってくるのは避けようがありません。
我々のような素人アスリートは伸びしろたっぷりですから、軽い運動である程度の筋肉を保持することができるんでしょうね。
できない、足りない、ということは、その後「できる」「増える」という楽しみがもてる特権でもあります(笑)
今回のアマデウスで感じた驚きは、そんな特権のおかげかもしれません(^^)
ランニングもそう。ま〜だまだ伸びしろあるはずなので、こちらも楽しみになってきました。