このブログでも時々触れていますが、大谷選手が所属するドジャースの試合は、かなりの確率でNHK BSで放映されるので、録画して視聴しています。
大谷選手に加え、日本のNo1投手であった山本選手もドジャースに移籍したこともあり、ドジャース戦は楽しみの多い放送となりました。
そんなドジャース戦をNHKがほぼ独占で放映権をもっているのはとてもありがたい。
なぜなら、余計なコマーシャルがないし、試合終了まで必ず放送してくれるからです。
民放はCMスポンサーの意向があるので、こうはいきません。
NHKの力がいい意味で発揮できている放送の一つのように感じます(^^)
さて、そのドジャース戦。大谷選手や山本選手の活躍も楽しみですが、個人的に解説が面白いなぁ、と密かに楽しんでいます。
よく解説に登場してくるのが(敬称略)、
・今中慎二(元中日のエース。1989年〜2001年)
・武田一浩(元日本ハムーダイエーー中日ー巨人投手。1988年〜2002年)
・井口資仁(元ロッテー大リーグ4球団ーロッテ内野手。1997年〜2017年)
・伊東勤(元西武捕手。1982年〜2003年)
・岩村明憲(元ヤクルトー大リーグ3球団ー楽天ーヤクルトー独立リーグ内野手。1997年〜2017年)
あたり。
いずれも現役時代をよく知っていますし、チームの中心選手でもありました。
今中と武田は比較的ぶっきらぼうな口調、井口と伊東はやさしい口調、岩村は元気のいい印象、とそれぞれ解説のカラーがあります。
解説は、番組を見ている人がゲームをより理解できるようサポートするのが役割。
日本のプロ野球の解説では、眼の前でおきていることをそのまま表現しているだけ、とか、ひたすら”やる気”とか”根性”的な言及が多くて、中身を感じない人も少なくありません。
そういう観点でいうと、この大リーグの解説陣はかなり質が高い印象。
「今は狙ったところにボールがいっていますね」
「今は狙っていたボールではないですね」
「今日のボールの切れはいいです」
「ボールが抜けているから、打ち込まれる恐れがありますね」
「この審判は、けっこう低めをとってくれるので、落ちるボールは有効ですね」
など、素人では到底画面からはわからない、選手の心理状態や、ボールの質について、結構言及してくれるので、
今この投手は調子がいい/悪いんだな
とか
今この打者は何を狙っているんだろうか
といったことを想像する楽しみがでてきます。
そして、なかなか目立たないところですが、アナウンサーの質が高い。
民放系では、ただ声が大きいだけのうるさい実況を時々耳にしますが、NHKのアナウンサーはまずそういったことはしません。
こまめに状況に合わせたデータを紹介したり、往年の選手の思い出や活躍ぶりを紹介してくれたり、解説者と掛け合ったり、ものすごい大リーグ博士ではないかと思うくらい詳しい。
解説者から情報を引き出すのも上手。
なので、
・野球をよく知ってくれている人が、実況をして解説をしてくれている
・いろいろな情報を知ることができる
・ゲームの中心となるシーンはカメラがちゃんと捉えてくれる
・いいシーンはスロービデオで再生してくれる
・エアコンのきいた部屋でくつろげる服装でいられる
・Beer&Pizzaを安く調達できる
・いつでもトイレにいける(笑)
・録画なら都合悪いときに一時停止ができる
ということを考えると自宅という”席”はかなりの特等席かもしれません(^^)
もちろん、球場での迫力は代えがたい魅力はあります。
ドジャーススタジアムのチケットは、平日の場合、内野の最上階という安いところで$23(3,600円前後)、バックネット裏の一番高いところで$688(10万円前後)。
日曜日ともなると安くて$55(8,600円前後)、高いところで$3,259(51万円前後!)するらしい。
(チケット情報はこちらから:https://www.ticketmaster.com/los-angeles-dodgers-tickets/artist/805959?ac_link=MLB_TEAM_LAD)
大谷効果なのか、そういう物価なのか^^;;
録画してみるようにしているので、SNSやニュースなので先に結果を見てしまわないようにするのが、最近気をつけていること(笑)
よく食べに行くフォーのお店のランチでいただいた、キーマカレー。上司からのおすすめもあって初めていただきました(^^)
野菜たっぷりなのがいい。キーマカレー自体は辛味はほとんどないのですが、旨味がしっかりあります(^^)
ご飯とフォー。グルテンを避けたい私としてはありがたいラインアップ。