以前ここで「コンビニの惣菜開発力はすごい!」と食べ比べをご紹介させていただきました(^^)
久しぶりに食べ比べやってみました(^^)
今回のお題は「冷凍のミートソース」!
パスタの定番で私も大好きです。そしてコンビニの冷凍技術もまた日々進化しています。
今回もセブンイレブン(以降「セブン」)、ローソン、ファミリーマート(以降「ファミマ」)で比較しました。
外観
まずはセブン。
続いてローソン
そしてファミマ。
実はファミマには「ミートソース」がないのです。
ファミマのブランド「お母さん食堂」シリーズでは生パスタのフィットチーネでソースはボロネーゼです。
ミートソースは肉をトマトソースで煮込んでパスタにかけるソースに対し、ボロネーゼは裏ごしトマトをひき肉と合わせてパスタと和えたもの、だそうです。
ミートソースというのは日本特有で本場イタリアではボロネーゼだそうです。
ということで、アップルトゥアップルにはなりませんが、この3つで比較してみます。
値段(税込み)
セブン 213円
ローソン 238円
ファミマ 278円
意外とセブンが一番安い。生パスタのファミマはちょっとお高め。
分量
セブン 318g
ローソン 300g
ファミマ 280g
値段とは逆に分量はセブンが多く、ファミマが少ないという構成。
内装
まずはセブン
専用トレーにはいっていてこのまま電子レンジに入れられます。
火傷防止表示付き。
次にローソン。
こちらも専用トレーですが、トップカバーを一部はがしてから電子レンジにいれます。
こちらも火傷防止表示付き。
続いてファミマ。
こちらは「皿に乗せて加熱」させるタイプ。
温めたら袋を縦に破いて皿にすべらせるように盛り付けます。なのであまり手は汚れません。
調理時間 600W
セブン5分10秒:全体があたたまっていた
ローソン4分30秒:冷凍のままの部分あり30秒そのまま+かきまぜて30秒追加
ファミマ4分50秒:若干冷たいところあり。かきまぜてなんとか
規定時間はセブンが長いのですが、出来上がりはセブンが一番よかったです。
全体が温まっていて冷凍食品にありがちな「一部が冷たい」ということがなかったのです。
ローソンは表示の時間では全然足りてません。トップセンターはまだ凍っていました。やむなく30秒追加しましたがまだ凍っていたのでかき混ぜてからさらに30秒してやっと温まりました。
ファミマは一部冷たいところがありましたがかきまぜてなんとか、かな。
調理時間と調理後のクオリティーは珍しく差がはっきりでました。
出来上がり
電子レンジにいれて出来上がった感じがこちら。
まずセブン。
かき混ぜてみるとソースの量は十分あります。
続いてローソン。
かき混ぜてみるとソースがちょっと少なめ、かな。
続いてファミマ。
かき混ぜるとソースの量は十分ありました。
ミートソースの味
味の方はこんな感じです。
セブンとファミマが同じ系統でローソンがちょっと異なるタイプでした。
ベースの違いかもしれませんね。
麺
麺の硬さですが、ファミマがフィットチーネなので単純比較はできないですが、セブンよりローソンのほうがちょっと柔らかめという印象です。
麺の硬さはかなり好みがありますのであくまでも比較ということで(^^)
- セブン:乾麺タイプ。アルデンテよりやや柔らかめ
- ローソン:乾麺タイプ。セブンよりやや柔らかいか
- ファミマ:生麺タイプ。生麺の特徴
ファミマは「生麺タイプ」とあるだけあって、確かにちょっと違いますね。
冷めた後の味わい
今回電子レンジ1台に順番にいれていったので、必然的に冷めた状態で食べることもあり、こんな比較もしてみました。
- セブン ちょっとくどい
- ローソン 3つの中では一番あっさり
- ファミマ ちょっとくどい
温かいときにはそれなりの美味しさがありましたが、冷めるとソースがクドイ感じがしました。
食べるならできたてがおすすめです(^^)
余談
セブンとローソンの温まり方があまりにも違ったので何かあるのでは、と思って両者の容器を比較してみました。
セブンのほうが底の出っ張りが高いんですね。
これおそらく電子レンジで均一に暖めるための構造だと思うのですが、この高さの違いがポイントかもしれません。
それからセブンの方が突起から両脇に筋が2本ずつ入っています。
これも水または水蒸気がむらなく回るための工夫ではないかと勝手な想像をしています(笑)
ローソンよりセブンの方が構造が複雑でそれぞれ形状に意味合いを感じるので、このあたりの技術開発はセブンに軍配が上がった気がします。
結論
食べ物の美味しさは個人の好みによるので、あくまでも私の好みですが「ミートソーススパゲッティ」が食べたいなと思ったら総合評価でセブン、ファミマ、ローソンの順になるかな。
URL
セブン
ローソン