48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

英語センス kill

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毎週木曜日に開催している英語耳をひらこうオンラインセミナーで紹介している「英語センス」、今回は kill です。

 

killって「殺す」というイメージが強いですよね。

 

私もそうでした(^^)

 

でも kill がカバーできる範囲はもっと広いようです。

 

本来の意味は

 

(対象物に対して)「攻撃をしかける」

恋愛対象なら「魅了する」

 

です。

 

その本来の意味からいろいろな使われ方をします。

 

kill time 「暇をつぶす」

 

まさに空いている時間timeに「攻撃をしかけて」「つぶす」ので時間つぶし、ということですね(^^)

 

pain killer 「痛み止め」

 

pain(痛み)に「攻撃をしかけて」「止める」ので痛み止め、です。

 

この〜killerという表現は他にもあります。

 

  • insect killer 殺虫剤
  • lady killer ジゴロ
  • giant killer 大物食い
  • killer whale シャチ(クジラにとっての一番の天敵はシャチです)
  • killer winter 酷寒の冬
  • killer smile (女性を)虜にするスマイル
  • killer instinct 殺害願望 (スポーツ選手の)闘争心

 

killing me 「辛いよ」

 

killing meってこれまでの知見で直訳すると「私を殺している」みたいになっちゃいますね(笑)

 

これは「私(に攻撃をしかけて)つらい状況にしている」というイメージです。

 

[A] is killing me.

 

この[A]の部分には音、痛み、仕事、臭い、ハードトレーニングなどが入り、それが「私にとってすごく辛い」ということを表現できるのです。

 

kill your chance 機会をうしなう

 

自らの行為で機会などを逃してしまう」ときにkillが使われます。

 

似たような言葉でmissがありますが、こちらは「結果として機会を逃す」ときに使われ、「自らの行為」とは関係ないところに違いがあります。

 

If you miss that train, you will kill your chance of getting there in time.

「あの電車に乗り遅れたら、間に合わなくなるぞ」

 

この例文でその違いを感じ取ってみてください(^^)

 

kill the umpire! 審判ひっこめ〜

 

野球などのスポーツで審判の判定に不服があったとき、ヤジとして使われる表現です。

 

Care kill a cat. 病は気から

 

ことわざの1つ。

 

昔、猫(cat)は病に強いと信じられていて、そんな猫でさえもCareすなわち「気持ち」にはかなわない、というところから生まれたとセミナーで紹介されていました(^^)

 

Kill two birds with one stone. 一石二鳥

 

これは英文でも日本のことわざと同じような表現ですね。

 

1つの石で2羽の鶏をやっつける、です。

 

dress to kill 勝負服 悩殺ドレス

 

このkillは「魅了する」です。

 

「悩殺」という日本語にも「殺」という文字が入っているように、メロメロにされちゃう、みたいなイメージですね。

 

killing expression 殺し文句

 

こちらのkillも「魅了する」という感じでしょうか。

 

It won't kill (人) to 動詞 〜してくれたっていいじゃないか

 

このkillは文字通り「殺す」的な意味です。

 

won't はwill notの短縮形なので、直訳すると「〜したって人が死ぬわけじゃない」という意味になりますが、すなわち、「それほど大したことじゃないだろう」ということを暗示していて、先程の意味に発展するんですね。

 

It won't kill you to work a littel harder.

もうちょっと働いてくれたっていいじゃない。

 

こんな使い方です。

 

 

 

いかがでしたか?

 

killっていろいろな使い方があるんですね。

 

私も英語耳のセミナーを通じて初めて知ったことがたくさんありました(^^)

 

 

 

さてMBAアソシエイツと共同で運営している英語セミナーですが、先日ホームページを開設しました(^^)

 

www.almater.co.jp

 

こちらの英語セミナーに興味を持たれた方はホームページを通じてお問合せください(^^)

 

また、英語センスのエッセンスを簡単に紹介するYoutubeも公開しています。

 

www.youtube.com

 

1回3分ちょっとくらいですので、ぜひ覗いてみてください(^^)