恩師とお昼に再会したその日の夜は、仙台にきたらかならず寄らせていただいているお寿司屋さん。
私が仙台に着任した2006年からのお付き合いなのでもう16年くらいになりますか。
以前は給料日がきたら自分へのご褒美として毎月のようにお邪魔していましたが、さすがに退職して東京に戻ってからはそうもいかず、仙台に行くこと自体が減ってしまったため年に1度お邪魔できるかどうか、というペースになってしまいました。
昨年もほぼ同じ時期にお邪魔していました。
東日本一周の旅で仙台に宿泊したときです。
恩師と別れて一旦ホテルに戻り、事務作業を少しさばいてから予約時間に合わせてホテルをでました。
今年もこの佇まいに対面することができました(^^)
お店に入るとすでに2組のお客さんがいらっしゃっていました。
親方はこの2組のお客さんたちの対応でお忙しいご様子。
私はいつも親方のおまかせなので、自分からオーダーするのはお酒だけ。
ビールを頼んで、ゆっくり待ちます(^^)
たまたま将棋の竜王戦という大きなタイトル戦で藤井竜王が防衛を決めたのでその棋譜をスマホでみていました。
こういう寿司屋では基本スマホは使わないようにしているのですが、待っている間ならいいかな、と(^^)
女将さんが漬物や銀杏などを出していただき、ゆっくりとビールを口に運びます。
なんせこの日の朝は二日酔いだし、昼も恩師と飲んでいるので飲むペースはさすがにゆっくり^^;;
しばらくして親方の手がこちらに回ってきました(^^)
まずはお造り。イカはフライングで1切れ食べちゃった後です(笑)
他にもカニの爪、塩辛、白子、肝煮といった珍味が。
私が珍味好きなのをご存知で、毎回いろいろな珍味を用意してくれます。
ビールを飲み終わったら今度はお酒。お気に入りの日高見。
先にきていた2組のお客さんがお帰りになり、やっと親方とワンツーマン、いや女将さんもはいって三つ巴に(笑)
おしゃべりしながら美味しい食事とお酒をいただける至福の時間。
今回親方に教えていただいた日本酒がこちら。
右側が茨城県結城市の武勇というお酒で、愛山というお米で作られたお酒。
左側は三重県の瀧自慢という酒造で雄町というお米で作られたお酒です。
お造り、珍味ときたらいよいよ握りです。
テンポよく親方が握ってくれるのでここは写真をとらずに「来たらほおばる」(^^)
本マグロの大トロやらボタンエビやら高級食材がでてきましたが、印象深かったのはアカイカとホッキ。噛めば噛むほど甘みのある味が染み出してくる感じは、普段味わえないなぁ。
最後の締めはかんぴょう巻。お寿司屋さんでつくるかんぴょうはほんのり香りがあり、かんぴょうってこんなに美味しいんだ、と教えてもらった一品です。
巻物を5等分にするのは、親方のこだわり。この大きさが食べやすい、からだそうです。
一日食べ続けておなかパンパン(^^)
これから粗食生活に戻らないと(笑)
この後はなじみのスナックがお決まりのルート。
ところがお店まで行くと中から大騒ぎしている音がガンガン漏れてきた^^;;
お客さんが入ってカラオケで楽しんでいるようなので、一旦ホテルに戻ることに。
スナックのママからちょうどそのタイミングで「団体さんが入って大騒ぎ」とメッセージがきたので「ホテル近いし一旦ホテルに戻るのでお客さん帰ったら連絡ちょうだい」と返信してホテルへ。
お腹いっぱいでお酒もほどよくまわり(前日よりはかなり抑えましたが)ベッドに横たわっていると気を失いそうに・・・
1時間半ほどして「おまたせ」と連絡がきたので、もう一度お店へ。
あれほど大騒ぎしていたとは思えないくらい静かになった店内で、ママとおしゃべり。年も近いし、現役時代の事もよく知っていて、その後前職の誰がこの店にきているか、とか痛風の話だとか、お客さんにラーメンつきあわされたとか、まあとりとめもない話をしていました(^^)
ホテル戻ったら2時。大浴場で少し体をあたためてから就寝。
翌朝のバスで東京へ帰るので、プチ旅行は実質これで終了。
帰ったらいろいろやることがあるんで、一つ一つこなしていく毎日が始まります。
一般的には年末の師走ですが、弊社にとって見れば新年度が始まった師走。
来年にだるまのもう片方の目をを埋めるべく、新年度の活動は始まっています。
やはり自分にとって旅行はエネルギーを補充してくれる活動のようです(^^)
今年もお寿司屋さんとスナックにこれました。
来年もこれるといいなぁ。。