先日NHKの「あしたが変わるトリセツショー」で腎臓を取り上げていました。
腎臓は2つあって、1つなくてもなんとかなる、みたいなイメージを持っている人は少なくないと思いますが、腎臓は体の老廃物をろ過して体外に排出する大事な臓器。
腎臓が働かなくなると、2日に1回のペースで透析(体の血液をろ過する)をしなくてはならなくなり、かなり生活に支障を来す恐れがあります。
ポイントは「水分」。体が脱水状態になると腎臓を痛みつけやすい恐れがある、とのこと。
血液検査をやると「eGFR」という項目があり、これが腎臓の状態を表す指標らしいです。
だいたい値は60以上で大きければ安心。
なんとなく気になって、私のデータをチェック。
1998年からほぼ毎年の健康診断及び人間ドッグのデータ、何かの理由で検査を受診したときのデータを記録していまして、グラフ化して、その傾向がわかるようにしています。
最も古いデータは1990年、新卒入社した年のデータがなぜか残っています(^^)
eGFRは古いデータだと項目になく、クレアチニンという項目で測定されていることが多いかもしれません。これは換算する表があるので、それを使うと昔のクレアチニンのデータをeGFRに変換して、新しいデータと比較することが可能です。
私もExcelで計算させて算出しました。
eGFRの値を見てみると、減少傾向にはあるものの、まだ危ないレベルにはきていなさそう、ということが判明。
eGFRは年齢とともに値が下がってくる傾向にもあるので、ある意味自然な流れでもあります。
とはいえ、脱水状態は腎臓によくないと番組で言っていましたが、私にとっては痛風にもよくないので、実は脱水はかなり体にダメージを与える恐れがあることを自覚しました。
学生時代はスポ根で、体育会系は練習時間中水を飲むことができなかったので、水を摂取”しない”習慣がついてしまっていたんですね。
父も今は腎機能が落ちていて、CTスキャンの造影剤が使えないということもあり(私はアナフィラキシーを起こしましたが^^;;)、遺伝的なことを鑑みるといずれ自分にもくる恐れはありそう、と考えても無理筋ではない気がします。
そんなことを考えていたら他の項目も気になってしまい、ここ1年分の未入力だったデータを入力して眺めてみました。
・血糖値が高め:膵臓に負荷ありかも。父も膵臓がんになったことを鑑みると注意が必要か。
・肝機能の異常状態が長い:肝臓に負担あり。
・赤血球、ヘモグロビン、ヘマトクリット:減少傾向。今調査していますが、たしかに貧血の方向。
・eGFR:減少傾向。衰えてはきているので、腎臓機能も注目が必要か。
な〜んてことがデータから見えてきました。
ということはすなわち、「飲み過ぎ」?・・・
若い時だったらいざしらず、そろそろ回復にも時間がかかることを自覚しなくてはいけないお年頃かもしれないので、お酒との向き合い方も見直さないといけないのかなぁ。。。
週2日の休肝日を設けて1年半くらいでしょうか。
もう1日休肝日増やすかなぁ・・・