7月中旬からランニングを止めていることを先日お話しました。
ランニングの後右膝に痛みが発生し、その後休んでも右膝の違和感がずっと抜けなかったからです。
1ヶ月経ったのですが、この違和感が消えない。
特にあぐらをかいて体を前に倒すストレッチをすると、右膝がつっぱるんですね。
両足を伸ばして左右の膝を比べてみると、なんとなく右膝が腫れている。過去の体験から想定するに、少し水が溜まっているかもしれない。。。
今までは膝の裏や膝の周りのツボを刺激して自然と水がひいていたのですが、今回はそうもいかない。
(ちなみに私は小学校3年生のときに、膝に水をためるデビュー、しています。それ以来、なにかあると水がたまるクセがついてしまっているようです)
ということで、とうとう痛風で世話になっている主治医(高校の同窓生)に相談。
「あ〜、ちょっと腫れてるね。水溜まってるな。抜くか?」
主治医即断。
ベッドに横渡って膝をだして、主治医に委ねる。
膝に注射器は正直あまり気分いいものではない(笑)変な痛みをちょっと感じていて「ん〜」とうなったところで、「5ccくらい溜まっていたね」と抜いたばかりの注射器を見せてくれました。
膝に水が溜まるのは、膝の筋、腱、筋肉などが炎症を起こし、それを冷やそうとして体液が溜まると聞いたことがあります。
多分今回も炎症を起こしているだろう、ということで、水を抜いたばかりの膝に消炎剤を注射。(うっ・・・)
処置はあっという間に終わりました(^^)
まずは原因が判明したこと、それに処置ができたことがよかったです。
膝に炎症が発生したことが直接の原因ですが、その元は練習のやりかたにありそう。
走れる体になっていないのに、オーバーワークしていたわけで、体つくりからやり直しですね^^;;
先日読んだ”熟達論”の著者為末さんが、「走る基本は片足で立つこと」と書いてありました。
確かに、走っているときは片足立ちなんですよね。
片足で立つ力がまず基本にあって、その立つ力は臀部の筋肉に大きく影響をうけます。
走る競技をするアスリートは、よく見ると実にお尻が大きいです。トレーニングを通じて鍛えられた筋肉なんですね。
余談ですが、プロ野球で活躍した江川卓さんは、お尻が大きかったことでプロ野球選手の間でも有名です。ピッチャーは、そのフォームを見てわかるように、投げる前に片足で体全体を支えて、勢いをつけて投げます。
ピッチャーにとってもお尻が大きいことはとても武器なんです。
プロゴルファーの上田桃子選手も「私はお尻が大きいので、武器になってます」とインタビューで答えていたことがありました。クラブを振り回すことで発生する遠心力に負けない土台は、まさに臀部の筋肉にあります。
私が中学、高校と野球でピッチャーをやっていましたが、父がいつも「もっとケツをデカくしないとだめだ」と言っていたのが思い出されます。
ということで、膝の炎症が引くにはもう少し時間がかかると思うので、ウォーキングにとどめて、臀部を意識した筋トレを続けて、膝の炎症が収まった後のランニング再開に備えよう。
なかなか癒えない膝の状況に、しばらく悶々としていましたが、これで気持ちスッキリ。膝の違和感はストレッチでわかるので、その違和感が消えるまでもうしばらく我慢です。
次のレースは11月の富山マラソン。そこに間に合うようにできれば御の字です。
先日の昼食。(またピンボケ・・・)久しぶりにナポリタンを作ってみました。具材は冷蔵庫の余り物(玉ねぎ、しめじ、卵、オクラ)