48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

信託

遺産相続の方向が決まり、北広島のマンションの売却も決まって、大きな案件が片付きつつありますが、心配性の妹が「大金が母に入った後、詐欺にあったら大変だ」と。

 

まぁ遺産相続のときも、母の財産をどう守るか、ということに妹が固執してなかなか話が進まなかったことがありました。

 

相続と財産保護は別の話だからということをやっとわかってもらい、相続は一件落着。

 

財産保護については、どんな選択肢があるのかこれから一緒に勉強していきましょう、ということになり、さっそく妹がファイナンシャルプランナーにアポをとって「信託」というのがあるらしいから話を聞こう、と連絡してきました。

 

「一緒に勉強しよう」と言った手前断るわけにもいかず(笑)日本橋高島屋に母も加えて3人で集まりました。

 

高島屋は、高島屋ファイナンシャルパートナーズという子会社をもっていて、信託や保険などを斡旋しているらしい。

 

信託は簡単に言えば、信託をお願いする委託者から、財産管理の委託をうけて財産を管理する仕組みのことです。

 

財産管理の方法はいくつかあり、財産を指示があるまで管理保有するもの、毎月定期的に指定の口座に送金をしていくもの、不動産などの管理をするものなど。

 

メリットは企業が行うため、個人に委託するより持続性が期待できること。個人の場合事故・病気などで亡くなってしまうリスクが常につきまといますからね。企業も倒産リスクがありますが、個人よりは持続性は期待できると思います。

 

デメリットは費用がかかること。今回の説明では、管理するための口座開設に25万円、指定額の送金に0.85%の手数料がかかるそうです。

 

つまり、費用をかけてでも財産保護の必要があるか、ということですね。

 

母のように、保護する人に子供など信用できる家族がいる場合、自分の財産保護を家族にお願いし、銀行であれば「口座代理人制度」がありますし、「家族信託」という制度もあります。

 

www.almater.jp

 

では、費用をかけてまで管理を必要とするのはどういう人なのか訊いてみたら、

・身寄りがない方

・身寄りはあるが信用にかける場合

で特に「身寄りのない方」が多いそうです。

 

たしかにそうだ。話を聞いていて、「これは母ではなく俺にとって必要な話だ」と気づきました(笑)

 

母にとっては、私と妹に万が一のことがあって母の保護に寄与できなくなってしまう、という極めてレアケースに、この信託が選択肢になりうるね、と帰り道に母と話をしました。

 

 

 

この信託の話を聞く前に、「せっかくだから」ということで母、妹と一緒にランチすることに。

 

妹が手配してくれたのは高島屋の中にある銀座アスター日本橋

www.ginza-aster.co.jp

 

たまの一緒のランチだから、ということでちょいと贅沢。(先日うなぎという贅沢もしたはずだが(笑))

 

ランチはコースで。

 

前菜。私のアレルギーをきいて、2人とちょっとメニューを変えてもらいました。

 

あたたかいきのこのスープ。優しいのですが、深い味わい。

 

餃子とシュウマイ。何もつけずにこれだけで十分美味しい(^^)肉汁たっぷりでした。

 

メインディッシュは3つある中からの選択。他に上海蟹と豆腐の煮込み、海老と彩り野菜の柚子風味炒めがありました。

 

こちらはかぼちゃのおかゆ。白いご飯かおかゆを選ぶことができます。普段はおかゆは好きでないのですが、中華料理のおかゆは美味しいイメージがあり、今回はおかゆを選択しました。かぼちゃのやさしい味わいがおかゆといい塩梅でからみあっていました。

 

妹も父のことはだいぶ落ち着いてきました。

 

今は障害をもった長男のことで大変らしい。妹にとっても息抜きになったなら、と思います。