ここ1ヶ月くらいで少し食生活が変わってきました。
何が変わったのか。
朝食をとることが増えてきたことです。
健康を考える上で朝食については、
・しっかりとることが大切
・取らないほうが調子いい
と両方の立場に結構分かれる気がします(^^)
私は、10年くらい前に当時住んでいたシェアハウスのハウスメイトが「朝食をフルーツだけにすると身体にいい」と、フルーツオンリーの朝食生活を始めたのを見て、ちょっと真似してみようと思ったのが朝食生活をかえるきっかけでした。
しばらくフルーツを朝食で食べていたのですが、いつのまにかフルーツを食べなくなり朝食抜きの生活に。
朝食抜き生活を支持する主張は以下のような点です。
・16時間断食で6つの効果
1)胃腸の働きがよくなる
2)腸内環境が整う
3)睡眠の質が高くなる
4)集中力が増す
5)脂肪燃焼効果がある
6)オートファジーが働く
※オートファジー:細胞が飢餓状態を生き残るため、古くなったり壊れたりしてている細胞を自食し、新しいたんぱく質として生まれ変わる体の仕組み
・1日の摂取カロリーの低減
・サーチュイン遺伝子の活性化
※サーチュイン遺伝子:ガン、高血圧、メタボなどの病気の予防に影響を与えると言われている
・朝の時間にゆとり
一方朝食を抜くと以下のようなリスクがでる、という主張もあります。
・集中力・記憶力が衰える
・昼食時の血糖値が急上昇しやすい
・自律神経が不安定になる
・筋肉量が落ちる(朝タンパク質をとろう、という話は筋肉量を維持する目的)
・脳卒中の発生リスクが高まる
どちらも一長一短。
私はどちらかというと「リスク」よりも「効果」を重視してずっと朝食を抜いてきました。
直接的には、1日の摂取カロリーが低減できていたこと、朝の時間にゆとりをもてていた効果を実感していました。
16時間断食による効果の部分は、自覚できるレベルはあまりなく^^;;、効果はあったかもしれませんが、自分ではわかっていませんでした。
朝食をとるようになったきっかけは2つ。
1つ目は「朝タンパク質」。寝ている間に体中のアミノ酸が消費され、筋肉がつかない、というメカニズムを取り入れたこと。
それ以来、朝食でタマゴ、ヨーグルト、チーズなどタンパク質を意識して朝食を作っていたのですが、なかなかお腹が重く感じるようになり、結局牛乳+豆乳+プロテインという組み合わせに落ち着きました(^^)
そしてランニングができなくなって水泳を始めたら、泳ぎ終わった後にお腹が減るようになってきました。
水泳の頻度が上がってその都度ちょくちょく食べるようになったら、泳がない日もお腹が空くようになってしまいました(笑)
先日はわざわざカフェのモーニングを食べにでかけちゃいました(^^)
この日はずっと業務が立て込んでいた中での休日だったので、気分を変えるためにモーニングとりながら読書しよう、という気分転換です。
プロテイン飲料以外にこういった固形物の食事を朝とるようになって、少し体重が増えてきた気がします^^;;お腹周りが重たくなってきた(笑)
まだ走れていないので、足が癒えてからランニングを再開できたら変わってくるかもしれません。
朝食をとるべきか、控えるべきか。
どっちが正しい、というよりは、その時の体調や体力といった環境で、その選択はかわるものかもしれませんね。キーはおそらく基礎代謝。
生命を維持するために必要な身体のエネルギーですが、年齢と共に下がってきますし、運動量が多い人はこの値は上がっていきます。
105歳で亡くなる直前まで医療現場で活躍されていた日野原先生は、基礎代謝が1200kcalくらいだったようで、朝食は「野菜ジュースにオリーブ油を混ぜたもの、粉末状の「大豆レシチン」を温かいミルクに入れて混ぜたもの、そしてコーヒー」だったそうです。
”オール・オア・ナッシング”ではなく、身体の状態に合わせて調整するのがよいのかな。
私は夜飲むことが多かったし、お昼もしっかり食べることも多かったから、元々「オーバーカロリー」だった可能性もあり、朝食を抜くことで調整していたのかも。
これから足を治して、身体を動かしていきたいと思っていますが、加齢とともに思うように身体を動かせなくなってきていることを年々、日々感じるようになってきました。
筋肉のメンテナンスだけでなく、食事のケアももっと気をつけていくことが求められてきているようです。
うまく楽しく取り組めたら、と思います。