48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

読書会〜世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか

今回の課題図書は山口周著書の「世界のエリートはなぜ『美意識』を鍛えるのか?」でした。

何気なくAmazonで目に付いたタイトルが気になったので、読書会幹事にそのことを話ししたら課題図書にあげてくれました。

結論からすると、私にとって「これまでの自分の姿を認識させてくれた」ことと「今取り組んでいることの可能性を感じさせてくれた」本でした。いい本に巡り合った気がします。

まずこの本は「経営者」や「リーダー」に向けてとなっていますが、自分の人生の経営者は「自分」と考えると、多くの方が読者対象になると思います。

経営者として「アート」「クラフト」「サイエンス」がバランスよく機能する状態が望ましいというのが主張の一つです。

アートは直感、クラフトは経験・勘、サイエンスは論理性、というイメージです。

著者は現代社会について

・論理的・理性的な情報スキルの限界が露呈しつつある

・世界中の市場が「自己実現的消費」へと向かいつつある

・システムの変化にルールの制定が追いつかない

と分析しています。これは私が何気なく感じていたことを見事に言語化してくれたので、とても共感しました。

その中で「アート」の意識、すなわちその下支えとなっている「美意識」が大きな役割を担うと語っています。

多くのエリートは、システムに適用し、より早く組織の階段を駆け上がって、高い地位と年収を手に入れることを「より良い人生」だと考えています。

こんな記載がありました。あー、自分が社会に出た時はこうだった。会社の中でもがむしゃらにやってた。でも何かを失ってきた。いいのかな、これで・・・ふと我に返って会社を辞めた。

自分の過去がふーと頭の中を流れていきました。

私が取り組んでいるシェアハウス運営事業でまさに今自分が挑戦している分野です。

シェアハウスには複数の他人が同居しているようなものなので、一緒に住むための「ルール」や「マナー」は大切な要素です。

私は「ルール」をあまり厳格化すると、それさえ守ればいいという気持ちがでて、ルールの抜け穴を見つけたり塞いだりというイタチごっこになりがちと思っています。そこには、ハウスメイトへの気持ちを反映することは難しく、結果的に住み心地に悪影響が出ることを懸念しています。

なので「ハウスメイトへの配慮」という「マナー」による環境作りを目指しています。普段の生活では、色々なことがあるし、気持ちの揺らぎもあります。時には甘えたいし時には我慢できます。そんな「生活のゆらぎ」を吸収できるのが、「マナー」によって作られたグレーゾーンではないかな、と。

このグレーゾーンが機能する上で大切な要素の一つがこの本で書かれていた「美意識」だと感じました。私は入居前に必ず面談をさせていただいておりますが、無意識に自分の美意識と照らし合わせているかもしれません。

今日の読書会で指摘してもらったのは、私の許容量次第で、受け入れられる人の幅が膨らみも縮みもするんですね。乱暴な言い方をすれば事業規模は自分の許容度次第でもあります(^ ^)だから私は成長し続けることが、サービスの質を上げることにつながり、それが皆さんへの貢献に繋がるんだな、と改めて自覚しました。

本の中で「ゴールは感動の提供」というフレーがありました。前回の課題図書「ジョブ理論」にも通じます。「ストーリー」が大切。今自分がやるべきことは「ストーリー」の創作なんだなあ。私にとっていい本が続きました(^ ^)

ひと仕事終えて午後さっそく国立博物館の運慶展を見に行ってきました。

言葉でうまく言えませんがなにか感じるものがありました。

上野の美術館には魅力的なテーマがたくさん。来月もいってみようかな。

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