先日多くの退去者があった船堀で清掃をするために久しぶりに宿泊したことを紹介しましたが、その週は、自分が住んでいるMBAシェアハウスの他に、船堀、リモワシェアハウス、実家と4拠点で夜を過ごしたことになります。
船堀もランニングシェアハウスもリモワシェアハウスもまだ空室があるので、宿泊しようと思ったらいつでもできる部屋はあります。
とはいえ一週間に4拠点に滞在してみると、超短期の疑似多拠点生活をしている感じですね。
一週間は7泊ありますので、7拠点で滞在することは理論的に可能。
4つのシェアハウスと実家合わせてまだ5つなので、やろうと思えばできなくはない（笑）
Addressのように定額でどこでも滞在できるサービスも出てきており、多拠点生活は徐々に市民権を得てきているライフスタイルです。
みなさんがやっている多拠点生活よりは規模が小さいですが、疑似多拠点生活を体験してみて感じたことをつらつらと述べてみようかと思います。
睡眠大事
人間1日のどこかでは寝るわけで、各拠点で睡眠を取ることになります。
私はMBAシェアハウスと実家には自分の布団がありますが、船堀とリモワシェアハウスではシェラフを使っていました。
冬山用なのでシェラフ一つで寒い思いをすることなく寝ることはできたのですが・・・
思い返すと熟睡できていなかったように思えます。
短期間ならいいですが、長期にわたって多拠点生活をするのであれば、睡眠環境はかなり重要。
ミニマリストなら布団を持ち運ぶのは無理でしょうから、シェラフにせざるを得ないでしょうけど、せめて慣れた枕があるといいと思いました。
モバイル機器
多拠点生活をする上でモバイル機器はおそらく必需品。
私もノートPC、タブレット、スマホに加えて、ノートPC用の電源ケーブル、タブレット、スマホ用の充電ケーブル、充電電池を持ち歩いています。
下手をすれば拠点にこもって一日中モバイル機器を使うこともあるので、特に電源ケーブルは必需品で、ベース拠点であるMBAシェアハウスに常設しているのとは別に携帯するためにもう一つケーブルを購入して持ち歩いています。
人によってはルーターを持ち歩く人もいると思いますが、今はスマホでテザリングできるので、そちらで十分かと思います。
食事
実はこれが一番難儀します。
拠点のMBAシェアハウスでは自分の冷蔵庫があり、調味料を常備しているし、実家では両親が用意してくれるのでいいのですが、他のハウスではちょっと調理、というのが難しいですね。
1回分の毎回使い切りで購入するとそれなりに高くつくし、調味料もなんだかんだ必要になってきます。
もちろんお刺身コーナーで醤油とわさびの無料サービスや、惣菜コーナーでソースやマヨネーズの無料サービスなどを上手に活用することも可能ではありますが、かなり限定的(^^;;
どうしても近くのスーパーで惣菜をかったり、レンチンで食べられる冷凍品などを買ったり、あるいは外食になりがちです。
キャンプをよく楽しむ人は自分用の調味料ボックスを持っていたりしますね。
醤油、塩、胡椒、油、砂糖、あとは人によってみりん、七味唐辛子、カレー粉など、ひとそれぞれですが、持ち運び用のボトルを持って移動するのもありかもしれません。
私が運営しているシェアハウスでは調味料をおいてあるので、そのあたりは心配ないのですが、やはり食材を買って保存ということがなかなかできないので、どうしても栄養を意識した食事を取りにくい、という課題を感じました。
もっと経験積んで工夫をしていけばそういった課題を克服できるかもしれませんが、まだまだです。
居場所
拠点をもつのはいいですが、そこに自分の居場所があるかないかで、くつろぎ度がだいぶかわります。
私は幸いにも各拠点で自分がいる場所があるので、いつでもそこにいけばまず落ち着くことができます。
個室があればいいですが、予算の都合で相部屋だったりすることもありえます。
そんな時に「ここなら落ち着く」というポジションを見つけられるといいですね。
必需品
拠点を移動するので、ある意味ちょっとした旅行を繰り返すのと似ています。
なので、タオル、着替え、シャンプー、ソープ、洗濯用洗剤、歯磨きセットといった衛生用品は小さなボトルなどに詰めて身軽に持ち運べるようにするといいですね。
私は仕事用に筆記用具、買い物用のマイバッグ、爪切り、みみかき、絆創膏、とげ抜き、ナイフ、はさみといったものも持ち歩いています。
プラスアルファ
それぞれの拠点に楽しみを見つけるといいな、と思います。
私は各シェアハウスでハウスメイトたちに会えることが楽しみですが、それ以外の楽しみもあります。
リモワシェアハウスでは、まだオープンしたばかりなので整備がおわっていないところもあり、そこを順次整えていくことや、近隣のランチどころを探索することなど。
船堀では温泉がでる銭湯でゆっくりすること。
ランニングシェアハウスでも近くに提携しているいい銭湯があるし、ランニングも楽しめます。
要は「どう楽しむか」なんですが、睡眠や食事など普段あまり気にしないところで一工夫が必要な気がしました。
