先日友人のSさんから、「いつも案内している友人のリサイタルがあるんだけど」と、クラシックのリサイタルのご案内をいただきました。
今年も逗子の方でその方が主宰されているミニコンサートに行ってきました。
今回そのSさんの友人の方が別の楽団で演奏をされるとのこと。
それがこちらです。
日本フィルハーモニー交響楽団の元首席オーボエ奏者だった広田智之氏が指揮者として立ち上げたアマチュアオーケストラです。
発足して初めてのリサイタルなんだそうです。
日程の都合も合いましたので、もちろんご一緒させていただくことに(^^)
リサイタル当日は生憎の雨。
飯田橋の駅でSさんとSさんの奥さんと待ち合わせて、タクシーで会場に向いました。
会場はカテドラル聖マリア大聖堂。
中は撮影禁止だったので、写真を掲載できないのは残念ですが、三角錐の内側にいるような感じで、反響した音が座席にふってくるような響きがあります。
ちょっと早めに着いたおかげで、最前列の真ん中に席を確保できました(^^)V
演目はこちら。
・J.S.バッハ/カンタータ第147番「心と口と行いと生活で」より
第10曲コラール『主よ、人の望みの喜びよ』
・J.S.バッハ/カンタータ 第78 番「イエスよ、汝わが魂を」より
第2曲デュエット『われは急ぐ』
・J.S.バッハ/カンタータ第140番「目覚めよと呼ぶ声が聞こえ」より
第4曲コラール『シオンは物見らの歌うの聞けり』
第7曲コラール『グローリアの頌め歌、汝に上がれ』
第1曲:序曲 Ouvertüre
第2曲:エール Air
第3曲:ガヴォットI&II Gavotte I & II
第4曲:ブーレ Bourrée
第5曲:ジーグ Gigue
1 シンフォニア(序曲) Sinfonia
2 セレナータ Serenata
3 スケルツィーノ- アレグロ - アンダンティーノ Scherzino - Allegro - Andantino
4 タランテラ Tarantella
5 トッカータ Toccata
6 ガヴォットと2つの変奏 Gavotta don due variazioni
7 ヴィーヴォ Vivo
8 メヌエット - フィナーレ Minuetto - Finale

私が好きなバッハと、20世紀のロシアの作曲家ストラヴィンスキーのバレエ音楽です。
カンタータとは「単声または多声のための器楽伴奏付の声楽作品」のこと(Wikipediaより引用)です。
イタリアに起源があるそうですが、バッハが活躍したドイツでは宗教音楽の分野で発展したそうです。
その時のドイツの宗教はルター派教会。今のプロテスタントです。
会場はカトリック教会で、演奏がプロテスタント系というのが、狙ったわけではないとは思いますが、ちょいと面白く感じたところです。
演奏はとてもすばらしかったです。
管弦楽組曲のBWV1068は普段からよく聴いていることもあり、このオーケストラならではの演奏を楽しむことができた気がします。
300年も前の曲にも関わらず、未だに多くの人が演奏して表現し、またそれらを視聴して楽しんでいるってすごいですね。
最近在宅で仕事をしているときは、クラシックをBGMで流していることが多いです。
一時期ラジオを流していたこともあるのですが、集中力が切れることがよくあって仕事のときは聴かなくなりました。
週一の清掃のときはradikoでFMを聴いています(^^)
クラシックといっても私が聴くのはバッハばかり。
交響曲はどちらかというと苦手で^^;;管弦楽や無伴奏のチェロやギターばかり。
チェロならパブロ・カザルス、ギターならアンドレ・セゴビアかな。
特に弦楽器が好きで、チェンバロの音色が好みです。
管弦楽組曲系はトレヴァー・ピノックの楽団が演奏したCDを学生の頃に好きで聴いていて、今はそれらをmp3にして聴いています。
今回の演奏ではオーボエの音に惹かれました。きれいだし、豊かな音なんだなぁ、と。
やっと気温が下がって秋を迎えました。
クラシック音楽を温かい飲み物を飲みながら聴くのに、いい季節です(^^)