48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

恐竜超世界2〜NHKスペシャル

先日NHKプラスで視聴した、NHKスペシャル

 

「恐竜超世界2」。”恐竜”とつくと好奇心が煽られる私は^^;;早速夕食を食べながら視聴することに。

 

前編、後編と2回にわけて放映されていて、それぞれ50分と、まずまずの尺の長さ。

 

ハルカという恐竜好きの少女の好奇心を軸にドラマ仕立てで、最近の恐竜研究について紹介してくれてる番組です。

(画像:NHKスペシャルホームページより引用: https://www.nhk.jp/p/special/ts/2NY2QQLPM3/episode/te/Q33ZVPG3X3/

 

ハルカの父親は芸人コンビココリコの田中、母親に優香をキャスティングしてほのぼのとした家庭がドラマの中心。

 

恐竜好きのハルカには、不思議と恐竜にまつわるいろいろなシーンが見えるらしい。

 

前編では南半球にあった最大の大陸、ゴンドワナ大陸が北半球に比べてかなり多様性があったことの紹介。

 

ゴンドワナ大陸は後に、南米、南極、オーストラリアなどに分離する古代の大陸です。

 

我々がよく聞く、ティラノサウルスや大型草食恐竜であるブロントサウルスなどは北半球でその生息が確認されている恐竜たち。

 

ブロントサウルスは全長22メートルという大型の恐竜。

 

しかしゴンドワナ大陸にはプエルタサウルスという全長40メートルの恐竜がいたらしい。

 

加えて、カタノサウルス、マイプという肉食恐竜、スピノサウルスという海を泳ぐ肉食恐竜、など多種多様な恐竜がいたことが判明しているそうです。

www.youtube.com

こちらがその紹介動画です。

 

後編では、恐竜の絶命の原因とされている「隕石落下のその後」に注目しています。

 

これまでの通説では、

・直径10キロメートルにも及ぶ大型隕石が落下した。(北アメリカのメキシコ湾にあるユカタン半島あたり、と言われています)

 

・隕石は大気圏で激しく摩擦熱を起こし火の玉となって落下した

 

・その火によって多くの生物が焼けてしまった

 

・隕石落下によって300メートルと言われる津波が襲ってきた

 

・隕石落下によって多くのチリが舞い上がって太陽光を遮断し長期間の寒い冬が訪れた

 

・これらによって6,600万年前に恐竜が絶滅した

 

というものでした。

 

ところが最近の研究では、この「隕石落下」以降も恐竜が生き延びていた可能性がある、という学説が有力になってきているそうです。

 

隕石落下によって一部の哺乳類が生き残って、それからは哺乳類の天下になったと言われていますが、ある期間恐竜と哺乳類が共存していた時期もあっただろうとも言われています。

 

どうやって生き延びたのか、その仮説が後編で紹介されています。

 

研究が進むと「過去が変わる」という不思議な感覚を味わうことができますね。

 

もちろん過去に起こった自体はかわらないのですが、「現代の人たちが知り得ること」が拡がってくることによって、それまで知らなかったことを”仮説”で埋めていた所に、新たな”仮説”がとってかわり、さも「過去が変わった」ような感覚を楽しめます。

 

日本の歴史も最近の研究でこれまでの仮説が覆されたり、新しい仮説が生まれたりしてその様相も私が子供の頃と比べるとだいぶ変わってきました。

 

縄文時代は狩猟、弥生時代は農作、と教わりましたが、今は縄文時代ですでに農作がされていたことがわかっていますしね(^^)

 

 

 

NHKスペシャル、いい番組を提供してくれます。

 

後編は4月2日までNHKプラスで視聴が可能です。