48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

にんにく水

最近あまり時間がなくNHKプラスを視聴する余裕がなかなかとれないのですが、久しぶりに覗いた時にふと目に入ってきたのが、石原さとみMCの「あしたが変わるトリセツショー」。

 

昔の”がってん”のような、ちょっといい感じの雑学まなぼう、という番組です。

 

今回のテーマは「にんにく新機能発見!うまみ爆増&香り堪能SP」。

www.nhk.jp

 

にんにくの特産地、青森の田子町では、いろいろな料理ににんにくをいれるそうです。

 

カレー、肉じゃが、煮込み・・・

 

これはにんにくの特産地で野菜代わり、という単純なものではないらしい。

 

「にんにくをいれると味が整う」

 

そう地元の人は異口同音にいっているらしい。

 

なぜにんにくを入れると美味しいのか、それがテーマです。

 

にんにくに含まれるコク味物質「アリイン」が、旨味を増強させる性質をもっているだそうです。

 

そこで番組が提案したのが「にんにく水」。

 

お湯500mlに対して、にんにくのスライスを2,3枚入れて5分ほど煮ればOK。

 

たったこれだけ。

 

これをいれることで、”コク”がでるということらしい。

 

これはさっそくやってみなきゃ(^^)

 

ということで、自分でもやってみました。

 

ナポリタン

ランチを軽く食べたいと思った時に、食べたいイメージが浮かんできたのがナポリタンだったので、ここで”にんにく水”をやってみました。

 

どこで使ったか。

 

パスタを茹でる時です。

 

かつてハウスメイトがパスタをフライパンで茹でているのをみて、この方が茹でやすいな、と思ってからいつもこれです(^^)

 

寸胴なべがなくてもいいので便利です。

 

ここで沸騰したお湯ににんにくをいれて5分ほど煮出し、ここにパスタを投入しました。

 

パスタが茹で上がったらザルににんにくのかけらごとあけて、使ったフライパンをさっと洗って、今度は炒めます。

 

にんにくの残りをスライスして、唐辛子といっしょにオリーブオイルで炒めます。

 

香り付けしてからスライスした玉ねぎをいれ、玉ねぎが透き通ってきたらカニカマと茹で上がったパスタを投入。

 

ケチャップを少なめにいれて全体に行き渡ったらピーマンの輪切り(ピーマンは輪切りだと苦みが少ない)を投入。ピーマンは火を入れる時間が短くて十分(^^)

 

できあがりました。一応野菜も添えて(^^)

 

んで、お味はというと・・・

 

お〜、パスタが美味しい気がする。(絶対味覚を持っているわけではないので、”気がする”としか言えない(笑))

 

にんにく水、なかなかいいかも(^^)

 

天津飯

番組の中で、「一番にんにく水の威力を感じた」と思われるメニューが「卵」。

 

スクランブルエッグや天津飯といった、溶き卵料理で”コク”を発揮する効果がよくわかる、という印象がありました。

 

それならば、ということで私も作ってみました(^^)

 

春巻き、サラダはスーパーで買ってきた惣菜です。

 

番組では天津飯のご飯もにんにく水を使っていましたが、新たにご飯炊く時間もなかったので、冷凍のチャーハンの上に、天津を乗せることにしました。

 

にんにく水は、この天津とあんかけにつかっています。

 

食べてみて驚いた。

 

味付けは塩しかないのに、だしをつかったような味わいになっています。

 

天津の方はなにか鶏ガラが入っているような。

 

あんかけは醤油、酢、砂糖、少々の塩なんですが、なんか深い味わいになっていてなにかしらのだしをいれているような。

 

これはいいかも。

 

 

 

なお、旨味を引き立たせる「アリイン」という物質、新鮮なにんにくに多く含まれていているそうです。

 

にんにくをすりおろすと、にんにくに含まれている「アリナーゼ」という酵素が「アリイン」と反応して「アリシン」という物質になるのですが、これがニンニク特有の臭い臭いです。

 

そして「アリナーゼ」は高温下で機能不全となるため、お湯で煮出すと、「アリシン」だけがお湯の中に溶け込み、旨味を引き立たせるということらしい。

 

ただ気をつけなきゃいけないのは、にんにく自体強力な殺菌効果があるくらい、強い力をもっているので、食べ過ぎると胃腸が不調になることがあることですね。

 

 

 

今度は汁物で使ってみよう(^^)