能登地震で始まり、震災と向き合う日々のなか、大谷翔平やパリオリンピック&パラリンピックでの次元を超えた活躍で元気をもらった2024年も、あと1日となりました。
今年も昨年同様、「勝手に自分10大ニュース」としてまとめてみようと思います。
シカゴ出張
直近のイベントでもあるので、まだ印象が残っている影響もありますが、思いがけずアメリカに出張させていただく機会をいただけました。
ただ久しぶりにアメリカに行けただけではなく、世界先端の状況を見聞できたことで、何か気持ちが刺激されたことが、自分にとって変曲点をうむきっかけの一つになりそうだったことが、個人的にとても大きな出来事でした。
医療DXの仕事
ビジネススクールの学友から「どう?」とお誘いいただいて今年2月から医療DXを推進するプロジェクトの事務局の活動をお手伝いさせていただく機会をいただきました。
当初は自分の知見がうまく活かした活動ができれば、と思っていましたが、生成AIを始めとした先端の世界にふれるにつけ、自分自身をアップデートしていきたいという気持ちがふつふつと湧き出てきた気がします。
10月末で人事コンサルタントの業務委託契約が終了したので、収入面でも新しいお仕事に機会をいただけたことはとても大きかったです。
坐骨神経痛
(画像:ワールドウイングギオンのホームページより引用)
ちょうど1年前に膝痛がひどくなって1月から徐々にトレーニングを始めて、仙台ハーフマラソン含め5月までに3つのレースに出場しましたが、5月末腰を痛めて診療受けたところ、「坐骨神経痛」と診断されました。
悪化すれば、ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症になって運動できなくなる期間が長くなるおそれがあるので、整形外科でのリハビリだけでなく、鍼治療、ゆらゆら整体といろいろな治療をしました。
ランニングを再開するまで2ヶ月かかりました。
そこでビジネススクールの学友から教えてもらったのが、元大リーガーのイチローが今でも活用している「初動負荷トレーニング」。
いろいろな関節にこれまでにないような動きを無理なくさせることで、関節の可動域を広げ、怪我をしにくい体にすることが一番の狙い。
8月に入会して11月の富山マラソンのレースまではかなり通いました。自己ベストまで7分ほどまで回復できたのも、この初動負荷トレーニングの効果があるような気がします。
12月は仕事を優先して全然行けなかったのですが、1月からはなんとか時間を捻出して体つくりを再開したいです。
旅行
今年もいくつか旅行に行くことができました。主に、京都、福岡県糸島、福井、乗り鉄で只見線など。
その中で京都、糸島、福井は友人たちといっしょに行動したもの。一方で、乗り鉄は一人旅。
友人たちと旅行は自分だけではない新しい発見に出会えるチャンスがある一方、一人旅は自分だけの時間に浸れるのが楽しみ(^^)
私にとっては一人旅は最高の贅沢の一つです。だから1年に何度も、というわけにはいかないのですが、それでも1回でも多く一人旅をしたいなぁ、という願望は捨てきれません(^^)
ランニングレース
今年は年明けからのリハビリから始まり、途中坐骨神経痛に悩まされましたが、5つのレースに出場できました。
新宿シティハーフマラソン10km(1月)
さいたまマラソン(3月)
仙台ハーフ(5月)
くびき野ウルトラマラソン(10月)
富山マラソン(11月)
の5つで、10kmが1レース、ハーフが1レース、フルマラソンが2レース、ウルトラマラソンが1レースという内訳。
ウルトラマラソンは完走できませんでしたが、70キロ弱まで走れたのは、坐骨神経痛明けだっただけに、自分でも驚き(^^)
自己ベストの更新はかないませんでしたが、初動負荷トレーニングの導入や体のメンテナンスの工夫によって、まだ狙えそうだな、という手応えを持てたことが大きな収穫でした。
とにかく怪我しやすいですし、右肩の不調が左足からきていることを考慮するとあまり無理はできないのですが、「いつかはサブ4(4時間切り)」を夢見ながら楽しもうと思います。
年明けにランニングに活用することを目的にGarminの腕時計を購入しましたが、付随しているライフログデータの活用が楽しく、体調管理レベルが少し上がった気がします。
ちなみに今年のランニングの記録です。
左から、月、総距離、回数、平均ペース
- 1月 101.7km 10回 平均 7:29min/km
- 2月 126.0km 9回 平均 6:38min/km
- 3月 168.7km 11回 平均 6:18min/km
- 4月 180.6km 12回 平均 6:18min/km
- 5月 118.7km 10回 平均 6:09min/km
- 6月 0km 0回 平均 min/km
- 7月 15.2km 回 平均 6:50min/km
- 8月 77.1km 10回 平均 6:42min/km
- 9月 165.0km 13回 平均 7:12min/km
- 10月 200.6km 13回 平均 7:33min/km
- 11月 91.6km 7回 平均 6:29min/km
- 12月 18.4km 3回 平均 5:55min/km
浮き沈みの激しい練習状況でした^^;;
平日ノンアル
元々は10月のウルトラマラソンの向けて体重を減らそうと思ったのがきっかけで、翌日の体調の良さもあって、ウルトラマラソン終わった後も結構続いています。
仕事を終わった後、気持ちを切り替えるためにまずは”プシュッ!”が自分には欠かせなかったので、ノンアルコールドリンクは無縁と思っていました。
ただ自分の身体はもう若い頃の体ではないことを自覚しないといけませんね(笑)
体、そして経済的にも平日自宅ノンアルは今後も継続していこうと思っているので、自分にとっては大きな変化点となりました。
サブスク断捨離
(画像:Microsoftのホームページより引用)
一度契約すると、あって当たり前のようになってしまい、下手をすれば意識の外においだされていても気づかない、それが「サブスク」(^^)
それが複数となると、意外と小さくない額になることに気づきます。
今年サブスクを解約した(すると決めた)のは以下の通り。
Netflix(4月)月額1,355+税
Onde Drive(切り替えは来年)月額540+税
Runkeeper:ランニング用アプリ(8月)月額4,364+税
Jexer:スポーツジム(9月)月額6,800+税
介護保険(三井住友海上火災保険)(9月)月額1,220
合計:14,279+税=15,585円
年額にすると18万7千円です!でかい!!
1%利率の利息で得ようとすると、1,870万円の貯金をしていないといけません。
年間利回り10%としても、187万円投資しなくてはならない。
大きいですよね。
吉村昭作品
読書会で「わたしの普段着」を読んでからハマったのが、吉村昭作品。
久しぶりに小説でまとめて読みたいと思った作家さんです。読書会の課題図書を2週間に1冊のペースで読み、あいだの週は吉村昭作品、というペースができつつあります。
吉村作品からは、文章の表現の仕方も学ぶところがたくさんあり、作品の内容だけでなくことば遣いも楽しむことができています。
今年読んだ吉村昭作品はこちら。
わたしの普段着、破獄、冬の鷹、ポーツマスの旗、ふぉん・しいほるとの娘(上)(下)、戦艦武蔵、漂流、羆嵐(くまあらし)
著作はたくさんあるので来年もまだまだ楽しめます。
学び
今年はインプットよりもアウトプットやメンテナンスといったところがメインでしたが、読書会で「働き手不足1100万人」「ホワイトカラー消滅」という本に出会ったこと、医療DXという社会的な仕事の機会をいただいたこと、シカゴで世界の最先端をみてきたこと、といういろいろなパズルのピースを手にして、インプットにも自分のリソースをもう一度向けてみよう、という気持ちになりました。
何かを学んだ、というのではなく、何かを学ぶための行動をしよう、ということです。
「何を」学ぶか、というのはいくつか候補がすでにあって、来年以降行動に移そうと思います。
母との時間
ここ数年毎週実家に顔を出していますが、昨年父がなくなってから、実家訪問は母との時間を過ごすという上で、より大切な時間となっています。
普段の食事や会話では、母が普段感じていることや妹家族のことなど、まあ他愛もない話が多いのですが、何か目的があるわけでもない”他愛もない”時間というものも、贅沢の一つだなぁと感じています。
加えて今年は一緒に湯河原の温泉にいったり、うなぎを食べにいく機会が何度かもてました。
父がいないことで母の気持ちが完全に吹っ切れているかどうかはわかりませんが、少しでも自分の人生を楽しむことに時間を使ってほしい、と願うばかりです。
終わりに
今年もいろいろな知見をいただくことができました。多くの方々にお世話になったからにほかならず、この場を借りて御礼申し上げます。
世界各地では今でに紛争が絶えず、ユニセフによると2024年は全世界の子ども6人に1人が紛争に巻き込まれているそうです。
生誕地ガチャというのは不謹慎だとは思いますが、たまたま日本という紛争の極めて少ない地域に生まれ育ったことで享受している平和に感謝しつつ、自分の微力をどう役に立てられるだろうか、と再び思いを馳せるきっかけになりそうな1年でもありました。
みなさんにとって2025年が素敵な1年になりますように。