48歳からの挑戦

47歳で脱サラ、48歳で起業したおじさんの奮闘ぶりをご紹介しています

飯田線

創立記念日の当日は住人会議だったので、日をずらしてちょいと休暇。

 

「最近乗ってないなぁ」ということで、久しぶりに乗り鉄してきました。

 

いつもは大人の休日倶楽部の割引を活用するために、JR東日本管轄内で動いていましたが、1日日帰りコースだとめぼしい割引コースがなかったので、JRが東日本から飛び出してみました。

 

狙いは、2024年7月現在で「鈍行最長時間」をほこる飯田線の制覇。飯田線は長野県上伊那郡辰野駅と愛知県豊橋市豊橋駅を結ぶJR東海のローカル線です。

 

南アルプス中央アルプスの間を縫うように、長野県、静岡県、愛知県を走り抜けます。

 

(この地図では乗車した上諏訪から豊橋までをつないでいます)

 

辰野から豊橋にいく2/3は天竜川沿いを走るので、南アルプスの山々と天竜川を車窓から眺められるのが醍醐味の一つ。

 

思い立ったのが1週間前だったので急ぎ手配。行程は以下の通りです。

 

新宿7:00 あずさ1号 9:13上諏訪

上諏訪9:22 飯田線 16:16豊橋

豊橋16:51 ひかり656号 18:12東京

 

特急”あずさ”は全席指定のため、えきねっとで予約を取ろうとしたら、残席わずか!南アルプス八ヶ岳北アルプスの登山のアクセスには、あずさは必須ですからね〜。

 

豊橋からの新幹線”ひかり”ですが、本来は”ひかり”は豊橋は止まりません。ですが、この時間帯だけ止まってくれる編成があるんですね。豊橋の次が新横浜なので、こだまより30分早く東京に到着します。(10分遅れの発車なので、実質40分早い!)

 

通常指定席だと9,100円ほどかかるところが、スマートEXで早割自由席だと7,900円!1,200円もあれば、スーパーライフの高級寿司が食べられる(笑)ということで、自由席を手配。

 

”こだま”は自由席が10両以上ありますが、”ひかり”は5両のみ。座れるかどうか”かけ”でもありましたが、豊橋停車のひかりは比較的空いている傾向にあるので、これでいくことに。

 

新幹線チケットはスマホに紐づけできるので楽です(^^)

 

次に考えなければいけないのが「食事」。飯田線に乗っている間途中で食料を補給することはできません(^^)

 

なので、ハウスの近くのセブンでおにぎりとおかずを調達。持っていったクーラーボックスにいれていきました。クーラーボックスには水を凍らせたペットボトルを1本いれておくことで、冷却を長時間確保。溶けた後でも水分補給ができるので一石二鳥。

 

そして当日。

 

新宿駅でひさしぶりの”あずさ”とご対面。

 

この日は指定席が完売。混んでいました。乗客の多くは”登山客”に見えました。大きなリュックとそれっぽい服装(^^)私のとなりの方もこれから山に登る出で立ちでした。

 

私は朝食をとりながら、しばらく書いていなかった10年日記をまとめ書き(^^)揺れる電車の中で文字を書くのは簡単ではない^^;;

 

満席の車内でしたが、甲府で一気に人がおりました。おそらく南アルプスに向かうのではと想定。絶好の天気でしたから、いい登山になるといいですね。

 

それでも”あずさ”は快適です。

 

上諏訪駅に着きました。

 

飯田線辰野駅からなのですが、一部上諏訪から乗り入れしています。朝一番の編成がまさにその上諏訪始発だったので、鈍行最長時間を少し伸ばします(^^)

 

車両は313系

 

シートは進行方向に向いている2人がけ(転換クロスシート)です。これだと車窓を楽しめるし、途中で食事もしやすい(^^)

 

9:22 上諏訪出発。

 

上諏訪から岡谷までは中央線なので複線ですが、岡谷を過ぎると単線です。

 

そして辰野を過ぎて南下していくと、南アルプスが見えてきます。

 

どれがどの山かわからないのですが、おそらくずっと奥の方に見えるのが3,000m級の山がいくつもある南アルプスの代表的な山々だと思われます。

 

かなり長いこと山をずっと眺めていました。

 

ほとんどが無人駅のため停車のたびに車掌さんが走って切符の回収をしています。

 

なので途中で車掌さんの改札がきました。私のチケットはJR東日本管轄の境である辰野駅までで、豊橋駅でクレジットカードで払おうと思っていたのです、車内改札だと現金のみ。うむ〜。。。

 

そしてお昼の時間です(^^)

 

食後のコーヒー(^^)

 

伊那上郷の手前から天竜川、南アルプスから離れるように西へ向かい、飯田駅へ。

 

12:19

手前の桜町駅あたりから民家やお店が目につくようになり、飯田駅周辺は多くの住居や都市機能が見られ、このあたりでは中心となる街のように伺えます。

 

飯田駅をすぎると、ぐっと方向を変えて再び天竜川と南アルプスに向かっていきます。このときは進行報告に南アルプスをみることができます。

 

12:34

飯田駅から4つ目の伊那八幡駅あたりから再び90度向きをかえて、川路駅手前で天竜川沿いに走り出します。

 

天竜峡駅をすぎると、それまでの田園風景から山の中の風景にかわります。ここからはアルプスはもう見ることはできません。

 

豊橋に向かって右手に天竜川が深いところを流れていて、ところどころトンネルも登場します。

 

13:42

小和田駅から岐阜県に別れを告げて静岡県浜松市に入します。ちょうど、長野県、愛知県、静岡県の3県の県境に位置します。

 

13:53

ずっと山の中を走っていたが、水窪駅近くになると山間の小さな街が現れます。どうやら山間を流れる水窪川が作った山間の平地領域のよう。その地域一帯では、このあたりが住みやすい場所だったのかもしれません。

 

14:10

中部天竜駅到着。ここで7分停車です。入れ違いではなく、ここで停車する理由は不明(^^) 水をペットボトルで合計3本持ってきてはいたものの、すでに2本めを飲み終えそう。万が一のことを考えて自販機で水のボトルを1本補充(^^)

 

14:37

池場駅到着。ここから愛知県新城市に入ります。

 

15:06

本長篠駅到着。ここでも6分ほど停車です。このあたりから風景が山間の景気から街並みに変わってきます。地形的に、南アルプスの麓に近づいており、ここから豊川という川が削っていったであろう平地を走ります。

 

15:14

長篠城駅到着。ここから鳥居駅大海駅と極端なS字を描いて進行します。丘陵地帯をぬけるためらしい。あの長篠の合戦があったあたりのようです。

 

15:24

三河東郷駅到着。ここで213系の岡谷行きと行き違い停車。

 

15:33

新城(しんしろ)駅到着。ここで10分停車。

 

16:13

ついに終点豊橋駅に到着です。およそ7時間に渡る飯田線乗り鉄旅でした。

 

車内では車窓眺めたり、本を読んだり、居眠りしたり(^^)7時間でもあまり長いと感じなかったです。

右が乗ってきた飯田線。左は名鉄という私鉄です。JRと私鉄が同じフォームにある珍しい構造。

 

30年近く前に岡崎の工場へ出張するときに、豊橋まで新幹線に乗ってこのホームから名鉄に乗り換えていました。懐かしい(^^)

 

そして新幹線で戻ります。

 

心配していた”ひかり”の自由席は余裕で座れました。

 

車両はN700Advance。自由席でも各座席に電源もついていて使い勝手がいい。

 

帰宅してから夕食ですが、一人0次会でまず1本。つまみは自宅から持ってきました(^^)

 

やはり新幹線は快適ですね。旅の記憶が新鮮なうちに新幹線の中でこのブログの下書きを書いていました。

 

飯田線、なかなか魅力的です。